Archive for: 󈥫月 2017’

UNISON SQUARE GARDEN-「fake town baby」

2017年11月30日 Posted by seki

本日の一曲は、先週に引き続き、日本の人気スリーピースロックバンド「UNISON SQUARE GARDEN」が2017年11月15日に発売した13枚目のシングルの表題曲です。

この楽曲は2017年10月より第2期が放映されているテレビアニメ「血界戦線」のオープニングテーマです。

この作品は私達が暮らす「人界(じんかい)」の紐育(ニューヨーク)と、不可思議な存在が当たり前のように存在する「異界(いかい)」が3年前に突如として混じり合い、1つの都市「HL(ヘルサレムズ・ロッド)」という場所になった事から始まります。

その世界の均衡を守るために暗躍するのが、秘密結社「ライブラ」であり、物語は構成員達の活動を記録したものです。

ヘビーメタルを思わせる重厚なギターサウンドに合わせ、スピード感溢れるリズムと一見すると全てを投げ出し、見下し、けれど受け入れ、文字通り拍手を送っているような歌詞が更に楽曲に疾走感を与え、一気に曲の世界観に引き込まれていきます。

激しいギターサウンドが好きな方には、オススメの一曲です。

 

UNISON SQUARE GARDEN-「Invisible Sensation」

2017年11月24日 Posted by seki

本日の一曲は日本の人気スリーピースロックバンド「UNISON SQUARE GARDEN」が2017年11月8日に発売した12枚目のシングルの表題曲です。

この楽曲は、このブログで8月に紹介した楽曲「10% roll, 10% romance」と同じく、2017年7月より放映されているテレビアニメ「ボールルームへようこそ」の第2期のオープニングテーマです。

この楽曲が起用されたテレビアニメ第2期では、主人公の富士田多々良は高校生になり、より真剣に競技ダンスと向き合う事を決意します。

しかし、新たに組んだパートナーと思うように踊れず、競技ダンスの難しさとライバル達のレベルの高さを思い知ることになります。

そんな主人公の四苦八苦する様子を表すように、第1期のオープニングテーマと同じくアップテンポではありますが、此方はギターサウンドが激しく、サウンドが縦横無尽に駆け巡る印象を受けます。

そして、時に激しく、けれど爽やか歌声と、明るい曲調が、この曲を思わず踊りだしたくなる様な気持ちにさせる一曲にしています。

米津玄師-「灰色と青(+菅田将暉)」

2017年11月17日 Posted by seki

本日の一曲はブログで紹介したことがある男性アーティスト米須玄師氏の2017年11月1日に発売されたメジャー3枚目、通算4枚目のオリジナルアルバムに収録されている楽曲です。

このアルバムは以前に発売したアルバム以降に発表されたシングルの表題曲に加えて、他のアーティストとコラボしたり、動画サイト「ニコニコ動画」に別名義で発表した楽曲のセルフカバーバージョンが収録されています。

自身がMVでダンスを披露した「LOSER」、TVアニメ「僕のヒーローアカデミア」のオープニングテーマや、映画「打ち上げ花火、下から見るか? 上から見るか?」の主題歌という人気楽曲は勿論、合計10曲以上が収録されています。

そして、この楽曲は米津氏が男性アーティストとして初めコラボした楽曲であり、俳優兼アーティストでもある菅田将暉氏はMVにも登場しています。

肝心の楽曲は電子オルガンとアコースティックギターの静かな旋律に、米津氏の透き通る歌声と菅田氏の真っ直ぐな歌声が加わり、昔を懐かしみながら、歌うことで今の寂しさを紛らわそうとする様な、少し心が締め付けられるような一曲に仕上がっています。

CHEMISTRY-「PIECES OF A DREAM」

2017年11月10日 Posted by seki

本日の一曲は、2012年に活動を休止し、2017年に活動再開、11月15日に新作をリリースする日本の男性ツインボーカルユニット、「CHEMISTRY(ケミストリー)」のデビュー曲です。

このユニットはテレビ東京で放映されたオーディション番組「ASAYAN」で行われた男性ボーカルで選ばれた2人により結成され、2001年3月7日にデビューシングルが発売されました。

そして、初登場にしてオリコンシングルチャート2位、その後も5週連続でTOP5内をキープ、発売1ヶ月と少しで1位になったのです。

そして、発売15週目でミリオンセラーを達成したのです、この記録は2017年11月の時点まで破られておらず、正にCHEMISTRYを代表する一曲です。

2人の透き通る様な歌声と、見事なハモリを際立たせる様に、曲調は緩やかに始まり、タイトルの翻訳にあたる「夢の欠片」がキーワードになる歌詞で構成されています。

全体としては、少し悲し気な内容になっていますが、だからこそ2人の歌声が印象的な一曲に仕上がっていると思います。

スピッツ-「歌ウサギ」

2017年11月5日 Posted by seki

本日の楽曲は「チェリー」、「ロビンソン」など数多くのヒット曲を送りだした日本のロックバンド、スピッツが手掛けた映画の主題歌です。

起用されたのは2017年10月28日に公開された「先生!、、、好きになってもいいですか?」です。

この映画は1996年から2003年まで雑誌「別冊マーガレット」にて連載された少女漫画が原作で、広瀬すず氏が演じる女子高生が初めて好きなった、生田斗真氏が演じる同校の教師との恋愛模様を描いた作品です。

「初恋」という淡い響きと、主人公の初々しさ、教師と教え子という危うい関係、そんな2人の関係を、飛び跳ねるウサギに当てはめ、シンプルで少し寂しさを感じるギターサウンドに透き通る歌声が添えられています。

気付けば止める事の出来ない、忘れる事の出来ない「恋」を飾るのにピッタリな一曲になっています。

因みに、これはシングルではなく、2017年7月5日に発売された「CYCLE HIT 2006-2017 Spitz Complete Single Collection」に収録されており、あとは各音楽サイトの配信で入手する事ができます。