Archive for: 𔃷月 2018’

菅田将暉-「ロングホープ・フィリア」

2018年7月29日 Posted by seki

本日の一曲は2018年7月中旬より先行配信されている日本の俳優であり、シンガーソングライターでもある菅田将暉氏の新曲です。

この楽曲は2018年8月3日より全国東宝系で公開されて映画「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄(ヒーロー)~」の主題歌になっています。

シングルCDが発売されるのは2018年8月1日で、作詞と作曲を手掛けるのは同作のテレビシリーズでオープニングテーマを手掛けた音楽グループ「amazarashi」の秋田ひろむ氏です。

この映画の時系列は夏休みに主人公デクこと緑谷出久とクラスメイトがヒーローとして活動する為に必要な資格の前段階「仮免許」の取得を見据えた「林間合宿」に挑む前で、デクと彼の憧れであり、個性を譲渡してくれたオールマイトが、ある人物から世界中の科学者が集う巨大人工移動都市「I・アイランド」を訪れる所から始まります。

そこで、デクは自分と同じく個性を持たない少女メリッサと出会うのです。

そんな本作を彩る菅田将暉氏の楽曲は、力強さを感じるギターサウンドを基調に、個性の有無に関係なく、誰かを助けたい、誰かの為に何かをしたい、カッコ悪くても、失敗しても、それでも諦めずに進み続けることで希望が生まれる。

そんな作品に登場する「ヒーロー像」にピッタリな一曲になっています、もちろん、この楽曲だけでも十分に楽しめますが、せっかくの主題歌なので起用された映画と一緒に楽しむのもオススメです。

山下達郎-「ミライのテーマ」

2018年7月22日 Posted by seki

本日の一曲は、2018年7月20日より公開されているアニメーション映画「未来のミライ」の主題歌です。

この映画は数々のアニメーション映画を手掛けた細田守監督による長編オリジナル作品の5作目に当たり、この物語は横浜に住む甘えん坊な4歳の男の子「くんちゃん」に妹の「未来(ミライ)」が生まれ、最初は初めてみる赤ちゃんに興味を示し、また久しぶりに帰ってきた「おかあさん」に仲良くすること、守ってあげることを約束します。

けれど、おとうさんもおかあさんも赤ん坊の「ミライちゃん」ばかりを構って、前の様に自分に構ってくれなくなったので、くんちゃんはミライちゃんに良くないちょっかいを出しておかあさんに怒られてしまいます。

だから余計に良くない事をしてしまい、さらにお母さんに怒られ、くんちゃんは家に居場所がなくなった様に感じ、中庭に逃げだします。

そこから、くんちゃんは「未来から来た」というミライちゃんと一緒に、中庭で次々と不思議な体験を重ねていくのです。

そんな本作を彩るのは、日本を代表するシンガーソングライター山下達郎氏が手掛けた、ピアノとギター主体のリズミカルな音楽と共に、温かな歌声と共に主人公の「くんちゃん」が次第に妹を受け入れる様な歌詞が印象的な一曲になっています。

この楽曲が収録されているCDは2018年7月11日に発売され、カップリング曲は映画のエンディングテーマ「うたのきしゃ」となっています。

サザンオールスターズ-「闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて」

2018年7月15日 Posted by seki

本日の一曲は、先週に引き続き、サザンオールスターズです。

この楽曲は堺雅人氏の「倍返し」が話題となったテレビドラマ「半沢直樹」や、阿部寛氏が主演のテレビドラマ「下町ロケット」など、数々のドラマの原作となった小説を手掛ける池井戸潤氏の「空飛ぶタイヤ」の映画の主題歌として書き下ろされました。

これは、実際にあった自動車会社のリコール隠し事件を基に、大手自動車メーカーを相手に事故を起こした運送会社の社長が、自分の会社の無実を証明するために巨大企業に挑む物語です。

2009年にWOWOWの連続ドラマW枠でテレビドラマになり、2018年6月15日に改めて映画化された作品でもあります。

そんな映画を彩るサザンオールスターズの楽曲は、大手企業に立ち向かう主人公達だけでなく、映画の世界と同じく社会で働き、時に理不尽に晒され、それでも働く人々の姿を励ます一曲となっています。

軽快ながらエッジの聞いたリズムに合わせ、桑田佳祐氏の現代社会に対する問いかけ、それに抗う人々を励ます様な歌詞が印象的で、耳に残る一曲となっています。

楽曲は映画公開と同時に配信されていますが、CDに関しては2018年8月1日に発売されるプレミアムアルバム「海のOh, Yeah!!」に収録されます。

サザンオールスターズ-「勝手にシンドバッド」

2018年7月8日 Posted by seki

本日の一曲は、手持ちの音楽を整理している際に見つけた日本を代表するロックバンド「サザンオールスターズ」の代表曲を紹介します。

このブログではメインボーカルである桑田佳祐氏の楽曲は2つほど紹介しましたが、彼がソロデビューしたバンドこそ、1974年に結成され、1978年にデビューした「サザンオールスターズ」です。

メンバーは全員がアマチュア時代から付き合いがあり、活動期間こそ断続的ではありますが、それでも結成してから30年以上経っても色褪せない楽曲を発表し続けています。

そんなサザンオールスターズのデビュー曲が、本日の一曲で、シングルが発売されたのは1978年6月25日です。

南国のビーチを思わせるアップテンポなリズムに合わせて、茅ヶ崎に江ノ島、湘南と日本でも有名な夏の名所が登場し、そこから一気に「ひと夏の恋」を思わせる歌詞が続きます。

その中でも、特に有名になった歌詞がバックコーラスの「今何時?」と後半で何度も歌われる「胸騒ぎの腰つき」です。

発表当時は歌詞の内容に対して高評価を得られず、またヒットチャートの上位にも入らなかったそうですが、今ではグループを語る上で欠かせない一曲になっています。

また、発表当時はレコードでしたが、10年後の1988年6月25日にCDになり、その10年後の1998年に8㎝CDになり、デビュー25周年となる2003年6月25日には特例のボックスセットが、更に2005年6月25日に12㎝CDになりました。