Archive for: 𔃶月 2014’

Avicii – Wake Me Up

2014年6月30日 Posted by seki

今回は、Aviciiの「Wake Me Up」をご紹介します。

Avichii(アヴィーチー)はスウェーデン出身の音楽プロデューサーで、ジャンルとしてはEDMに属す曲を多数発表してきた人気DJでもあります。

この曲ではアメリカ出身の男性ソウル歌手であるアロー・ブラックをフィーチャリングしており、Aviciiのこれまでの路線とはまた違った方面に。

発表されるや否や英国で大ヒットを記録し、Robin ThickeのBlurred Linesが保持していた記録を一瞬にして塗り替えてしまうほど。

スウェーデンや米国を中心に世界中で多数のリスナーを獲得し、24歳にして世界中で注目されるアーティストの仲間入りを果たしました。

また、YouTube上で公開されているリリックビデオも拡散し、現在では2億回近くの再生数を記録しています。

Aviciiの「Wake Me Up」はデビューアルバム「True」に収録されています。

Steve Aoki feat. Machine Gun Kelly – Free the Madness

2014年6月29日 Posted by seki

今回は、Steve AokiがMachine Gun Kellyをフューチャリングした「Free the Madness」をご紹介します。

Steve Aokiは女優・モデルとして活躍しているデヴォン青木の兄で、2012年ごろからSkrillexといったアーティストと肩を並べて世界で活躍しているDJ。

Machine Gun Kellyはオハイオ州クリーブランド出身で、まくしたてるようなラップで第二のエミネムと注目されている若手ラッパーです。

PVはドラマ『ブレイキング・バッド』のパロディになっており、ドラマの主演俳優の一人アーロン・ポールもTwitter上で反応していました。

Steve Aokiは2014年夏にセカンドアルバムをリリース予定で、will.i.amといった豪華アーティスト達とのコラボレーションも。

「Free the Madness」は夏発売の「Neon Future I」に収録予定です。

Pharrell Williams – Happy

2014年6月28日 Posted by seki

今回は、Pharrell Williamsの「Happy」をご紹介します。

プロデューサー、ラッパー、ファッションデザイナーといった様々な面を持つファレル・ウィリアムスは、1994年にザ・ネプチューンズというグループでデビュー。

その後新メンバーを加えた形でヒップホップグループN.E.R.D.を結成し、現在はソロで活動しています。

この曲は世界中のファンがYouTube上でオリジナルのPVを制作するといったことが話題になり、ファンからの反響を見て

オプラ・ウィンフリーのトークショーに出演したファレルが涙を流すという一幕も。

映画「怪盗グルーのミニオン危機一髪」のサウンドトラックに収録され、2013年11月にシングルとしてリリース。

リリース直後からその前向きな歌詞、直球なメッセージが多くのリスナーの心をつかみ、2014年3月にはビルボードチャートで1位を獲得。

「Happy」はアルバム「GIRL」に収録されています。

Lorde – Royals

2014年6月25日 Posted by seki

今回は、Lordeの「Royals」をご紹介します。

Lorde(ロード)はニュージーランド出身のシンガーソングライターで、2013年にこの曲「Royals」で大ヒット。

ニュージーランドでは初登場第1位を記録したほか、アメリカのビルボード・オルタナティヴ・チャートでも1位を獲得

するという快挙を達成。

現在では人気シンガー、テイラー・スウィフトと友人関係にあり、アメリカの主要人気アーティストの仲間入りを果たしています。

この曲はパーティーやセレブ、理想とされているお金持ちになることへの強迫観念などを批判しており、

この曲を書いた当時彼女は16歳。

ありのままの自分でいよう、というメッセージが世界中の10代のリスナーからの共感を得ることに成功し、

本国ニュージーランドではマックルモアやダフト・パンクといったアーティストが顔を並べるチャートにランクイン、

見事ダブルプラチナを獲得しています。

「Roylas」はLordeのファーストアルバム「Pure Heroine」に収録されています。

Daft Punk – Get Lucky

2014年6月23日 Posted by seki

今回は、Daft Punkの「Get Lucky」をご紹介します。

「One More Time」などのヒット曲で有名なDaft Punkが2013年に発表した新曲で、

プロデューサー・シンガーのファレル・ウィリアムスをフィーチャーした独特のディスコサウンドが話題に。

80年代のディスコ全盛期に作られたかのような曲調は、幅広い層に高い評価を得ることに成功。

第56回グラミー賞では最優秀レコードを含む5部門すべて受賞を果たすという快挙も達成しています。

このヒットを受け、世界中のアーティスト達が次々とカバーを発表するという異例の事態も。

サム・スパロー、ステップキッズ、フォール・アウト・ボーイといったバンドもカバーを披露し、

ジャンルを問わず様々なバージョンが作られるというムーブメントも注目を集めていました。

「Get Lucky」はアルバム「Random Acces Memories」に収録されています。

Robin Thicke – Blurred Lines

2014年6月23日 Posted by seki

今回は、Robin Thickeの「Blurred Lines」をご紹介します。

2013年に発表された楽曲であり、ロビン・シックにとっての代表曲となりました。

PVはその内容から様々な批判を集めたものの、世界的に大ヒット。

YouTubeではExplicitバージョンが一般向けに公開されていたものの、最終的には年齢制限付きの限定公開になっています。

この曲でロビン・シックはプロデューサー・シンガーのファレル・ウィリアムス、ラッパーのT.I.とコラボレーション。

また、マーヴィン・ゲイ(Marvin Gaye)の1977年の楽曲「Got To Give It Up」を盗用しているということから、マーヴィン・ゲイの家族、音楽レーベルが訴訟を起こすといった騒ぎも。

訴訟に対してはファレル・ウィリアムスが反論しており、ロビン・シックとこの曲に関しての問題が数多く起きたことで様々な意味で話題性は抜群だったといえるでしょう。

Arcade Fire – We Exist

2014年6月21日 Posted by seki

今回は、Arcade Fireの「We Exist」をご紹介します。

アーケイド・ファイア(Arcade Fire)はカナダを拠点に活動しているロックバンド。

ポップなサウンドと独特の世界観を持った歌詞が評価され、今では世界中でパフォーマンスを行っています。

5月に公開されたPVは『アメイジング・スパイダーマン』といった映画で有名な俳優のアンドリュー・ガーフィルドが

頭を剃り、ウィッグを被って女装した姿を見せるというメッセージ性の強いもの。

YouTubeでは既に200万回以上再生されており、批評家達からも様々な反応が。

尚、このPVの後半部分はコーチェラ・フェスティバルのライブアクト中に撮影されたもので、本物の観客を前にPVの撮影が行われていたようです。

公開されるや否や至る所で議論を巻き起こしているものの、好意的に受け取っているリスナーも多い様子。

この「We Exist」は2013年のアルバム「Reflektor」に収録されています。

Lorde – Everybody Wants To Rule The World

2014年6月15日 Posted by seki

今回は、Lordeの「Everybody Wants To Rule The World」という曲を紹介します。

こちらの曲は、Tears For Fearsの「Everybody Wants To Rule The World」という同名の曲のカバーとなっています。

人気ゲームシリーズである「アサシンクリード」の、最新作の予告編として公開された映像の中に、こちらのLorde版が使用されました。

さらに、Lorde版は「ハンガーゲーム」という映画にも、この曲を提供しています。

Lordeは女性ですが、もともと中性的で特徴のある声をしているうえ、

このEverybody Wants To Rule The Worldでは、何も知らずに聞いただけでは男性かと思うほど、特に低い声でのパフォーマンスとなっています。

「アサシンクリード」は歴史の裏側で活躍していた暗殺者たちを主人公として描いた作品ですが、

最新作では特に市民革命がテーマとなっており、この曲の中で繰り返し歌われている、

世界に規範を求めること、そしてそれを人民が求めていることは、

まさしく今回の「アサシンクリード」のテーマにもぴったりと合致しているといえるでしょう。

Ellen Mclain – Want You Gone

2014年6月8日 Posted by seki

今回は、Ellen Mclainの「Want You Gone」をご紹介します。

この曲は2007年にに発売されたゲーム「Portal」の直接的な続編である「Portal 2」のエンディングテーマとして使用され、

こちらも「Still Alive」と同じくゲームをプレイしたユーザーの間で大きな話題となりました。

Ellen Mclainはこの曲でも前作同様ゲーム内のキャラクターGLaDOSとして歌っており、「Still Alive」と比べると

曲調はより派手で明るめなものに。

「Portal 2」では前作での数々の謎が明らかになるため、この曲「Want You Gone」の歌詞もゲームをクリアした

プレイヤーであれば感動できるものになっているのです。

余談ですが、Ellen Mclainは2013年の映画「パシフィック・リム」でも人工知能役というGLaDOSと同じような役柄で出演を

果たし話題を呼んでいました。

Ellen Mclain – Still Alive

2014年6月7日 Posted by seki

今回は、Ellen Mclainの「Still Alive」をご紹介します。

この曲は2007年発売のアクションパズルゲーム「Portal」のエンディングテーマとして使用され、インターネットを通じて

一気に話題になりました。

歌っているEllen Mclainはゲーム内でGLaDOSのボイスアクターを担当しており、この曲はGLaDOSから

ゲームのプレイヤーに向けてのメッセージにもなっているのです。

曲調自体は心地の良いエレクトロ・ミュージックという印象ですが、歌詞は曲名の「Still Alive(生き続ける)」が

淡々と投げかけられるだけ。

And believe me I am still alive

I’m doing Science and I’m still alive

I feel FANTASTIC and I’m still alive

これらはGLaDOSのキャラクター視点でのメッセージになっているため、最初から最後までゲームを通して

クリアすれば意味がわかるようになる仕掛けです。