Archive for: 𔃳月 2018’

Perfume-「無限未来」

2018年3月30日 Posted by seki

本日の一曲は、2018年3月14日に発売された中田ヤスタカ氏がプロデュースする日本の女性3人組のテクノポップユニット「Perfume」の25作目のシングルの表題曲です。

この楽曲は2018年3月17日から公開されている映画「ちはやふる -結び-」の主題歌になっています。

この映画は3部作になっており、この主題歌が起用されている「ちはやふる -結び-」は完結編となっております。

あらすじは主人公の主人公の綾瀬 千早(あやせ ちはや)が高校生になり、「競技かるた」のトップである名人・クイーンとなるため、自分で作った「かるた部」のチームメイトと共に成長し、また小学校時代に「かるた」で仲良くなった2人の幼馴染と人間ドラマを織りなしています。

因みに、Perfumeは1部の「ちはやふる -上の句-」と2部の「ちはやふる -下の句-」の主題歌も歌っています。

そして、肝心の楽曲ですが、Perfumeの特徴であるテクノポップなリズムと歌声と共に、「競技かるた」が持つ独特の「静寂」と「躍動感」という「静と動」を感じさせる歌詞が印象的です。

欅坂46-「ガラスを割れ!」

2018年3月20日 Posted by seki

本日の一曲は、2018年3月7日に発売された日本の女性アイドルグループ「欅坂46」の6枚目のシングルの表題曲です。

CDのみの通常盤に、4つDVD付きの合計5形態で発売され、全てのバージョンの表題曲が、この「ガラスを割れ!」です。

この曲を一言で表すなら、個人的には「ワイルド」です、歌詞だけを読むと「野生」を持っている筈なのに、想像のガラスに囚われて自由に吠える事を忘れた犬を歌っているだけです。

ですが、ロック調のリズムにメンバーの力の限り歌っている、と感じさせる声が合わさると、一転して「自分を閉じ込めているのは想像のガラスだ」、「それを打ち破るのは自分しかいない」と言われている様な気がする一曲になっています。

ミュージックビデオでも、メンバーはロックスターの様な衣装を着て、荒れ果てた工場跡地を舞台に荒々しく頭を振り、拳を振り、体を揺らし、歌っている様子が描かれています。

「サイレントマジョリティー」や「不協和音」を「洗練された力強さ」というなら、この「ガラスを割れ!」は「荒々しい力強さ」と言えるでしょう。

米津玄師-「Lemon」

2018年3月14日 Posted by seki

本日の一曲は、TBS金曜ドラマ「アンナチュラル」の主題歌です。

手掛けるのは「LOSER」や、テレビアニメの主題歌になった「ピースサイン」、女性アーティストとコラボしたアニメ映画の主題歌にもなった「打上花火」、俳優の菅田将暉のコラボが話題になった「灰色と青」など、このブログで何度か紹介している米津玄師氏です。

メジャー8枚目のシングルで、発売は2018年3月14日ですが、シングル発売に先駆けて、幾つかの配信サイトでは2月12日から先行配信されていました。

この主題歌が起用されているドラマは設立して2年弱の「不自然死究明研究所」、英語で「Unnatural Death Investigation Laboratory」という事から通称「UDIラボ」という架空の研究機関を舞台に、主演の石原さとみ氏が演じる法医解剖医の三澄ミコトを中心に、メンバー達が様々な「死」を扱いながら、事件の謎や裏側が解明していくのです。

そんな医療とミステリーが合わさった本作を彩る主題歌は、作中のキーワードを織り交ぜつつ、家族が、恋人が、大切な人が唐突に居なくなる喪失感、そして、残してしまった後悔、そんな心情を米津氏の切ない歌声が纏め上げています。

SEKAI NO OWARI-「サザンカ」

2018年3月7日 Posted by seki

本日の一曲は、数々のドラマを生み、また冬季オリンピックの獲得メダル数を更新した「平昌オリンピック」と、今週から始まる「平昌パラリンピック」のテーマソングです。

手掛けるのは映画「メアリと魔女の花」の主題歌などを手掛けた日本のバンド「SEKAI NO OWARI」です。

シングルとしてはメジャー12枚目となり、先行配信リリースは2018年2月1日から、CDは2018年2月28日に発売でしたが、CDに関しては完全限定生産のみとなっております。

ピアノの透明感のある旋律から始まり、静かなリズムに合わせ、夢を追い続ける人を応援する歌詞が物語の様な構成で綴られています。

調べてみると、この曲は夢を追いかける人、それを傍で見守り続けた人達の物語を歌に出来たら、という思いから生まれたそうです。

オリンピックやパラリンピックに出場するのは選手達です、ですが、それは1人で出来る事ではなく、誰かに支えられ、時に励まされ、そして応援されてるんだと思わされる一曲です。

ミュージックビデオでは、メンバーのFukase氏が兄、そして俳優の神木隆之介氏が弟として出演しており、Fukase氏が演じる兄・草介が、神木隆之介氏が演じる画家志望の弟・花斗の夢を応援する、という内容になっています。