Archive for: 𔃱月 2017’

SMAP-「セロリ」

2017年1月26日 Posted by seki

寒さが日ごとに増していくような本日は、個人的に思い出深い一曲であるSMAPの「セロリ」を紹介します。

SMAPの25枚目のシングルで、発売されたのは1997年5月14日、CDの表題曲はメンバーだった草彅剛氏が主演の連続ドラマ「いいひと。」の主題歌に起用されました。

それまでメンバーが主演のドラマは幾つか放送されていたのですが、SMAPの楽曲がメンバー主演のドラマの主題歌に起用されたのは、珍しい事だったのです。

余談ですが、その後もメンバーの中で主演を務めたドラマで、SMAPの楽曲が主題歌に起用される事が最も多かったのは草彅氏でした。

ですが、この曲もSMAPの完全なオリジナルソングではなく、1996年9月1日に配信された山崎まさよし氏のシングル「セロリ」を清水信之氏がアレンジして、SMAPがカバーした楽曲なのです。

なので、曲調は山崎氏の特徴が出ており、ハーモニカとアコースティックギターだけで奏でられる程にシンプルで、歌詞も夏が苦手だったり、セロリが好きだったり、それと同じで互い好き嫌いもあるけど相手に好意を持っている事を伝えるストレートな内容になっており、覚えやすい一曲です。

個人的にドラマの内容が好きだったこともあり、今も自然と歌える一曲でもあります。

SMAP-「青いイナズマ」

2017年1月19日 Posted by seki

本日は、SMAPの代表曲の一つで今まで紹介した曲と同じく2016年12月21日に発売されたアルバム「SMAP 25 YEARS」に収録されている一曲を紹介します。

発売されたのは1996年7月15日、22枚目のシングルで、オリジナルではなく元は1994年4月21日に発売された林田健司のシングル曲である「青いイナズマ」をカバーした楽曲なのです。

この曲がSMAPの代表曲の一つになったのは、愛する女性が自分から離れていく不安と焦りを全面に押し出した大人の雰囲気を醸し出す曲調と歌詞に加え、サビの辺りでメンバーが口にする「Get You.」が印象的だったでしょう。

90年代のディスコミュージックを思わせる軽快なリズムに合わせ、女性の思わせぶりな態度に惑わされ、それでもいいと思う男性の心情が伺える一曲に仕上がっています。

因みに、このSMAPのバージョンでは原曲よりキーが下がっているらしく、先にSMAPの歌を聞いてから原曲を聞くのも一つの楽しみ方でしょう。

SMAP-「夜空ノムコウ」

2017年1月15日 Posted by seki

本日の一曲は偶然にも1998年1月14日、今日の前日に発売され、SMAPの27作目のシングル曲にて初のミリオンセラーを記録した代表曲の一つ「夜空ノムコウ」です。

作詞を担当したのは日本を代表するシンガーソングライターであり、音楽プロデューサースのスガシカオ氏でしたが、当時は駆け出しで、まだ有名になる前でした。

なので、ある意味で貴重な歌詞と言えますが、それを差し引いてもシンプルな曲調に溶け込み、思わず口ずさんでしまう印象的な歌詞があって、この楽曲は成り立っていると言えるでしょう。

まるで雪が降り積もる様なシンプルなメロディーから始まり、冒頭から曲を聞いている「今」から少し時を置いた「未来」か、それとも「今」から「過去」を見ているのか、まるで問いかける様な言葉で、一気に引き込まれるのです。

プロモーションビデオはメンバーが寒空の歩道橋の上で歌う構成になっており、アコースティックギターを主体にメンバーの口笛が流れるという曲と合わさり、どこか切なさを感じさせる「冬」のイメージを容易に連想させます。

作詞を担当したスガシカオ氏に限らず、数多くのアーティストもカバーしており、音楽の教科書にも採用され、SMAPが国民的アイドルグループと認識される要因にもなりました。

SMAP-「君色思い」

2017年1月6日 Posted by seki

本日も先週に引き続き、SMAPのベストアルバム「SMAP 25 YEARS」に収録されている一曲を紹介します、選んだ理由は個人的に思い出深いので。

この楽曲が発売されたのは1994年1月1日、めでたい日付な上に11枚目のシングルと1が多いです、また、この曲はテレビ東京系アニメ「赤ずきんチャチャ」のテレビ版のオープニングテーマを飾っていました。

今でこそアイドルがアニメの主題歌を歌う事は珍しくありませんが、当時は珍しかった上にSMAPのメンバーだった香取慎吾氏がメインキャラクターの一人を演じていたのです。

原作こそ完全なギャグ漫画でしたが、アニメではギャグを残しながら、当時の主流だった変身やアイテムを駆使して悪と戦うストーリーに夢中になった記憶があります。

もちろん、最終回まで一度も変わらなかったSMAPの曲が大好きだったのもあります、聞いている人を励ます様な歌詞と、軽快なリズムを今でも覚えています。

初めて覚えたアイドルソング、という意味でも思い出深い一曲です。