Archive for: 𔃱月 2016’

稲葉浩志-「羽」

2016年1月26日 Posted by seki

今回はハリウッドにも認められた日本を代表する音楽ユニット「B’z(ビーズ)」のメンバーで、ボーカリスト、作詞家、作曲家、シンガーソングライターでもある稲葉浩志氏の楽曲を紹介します。

表題曲は2016年1月13日に発売された5枚目のシングルで、シンセサイザーが活用され、独特の音楽を構成しています。

この曲は日本テレビ系アニメ「名探偵コナン」の為に書き下されており、オープニングテーマに初めて関わったのはユニットとしてで、1999年頃の「ギリギリchop」を筆頭に何度か楽曲を提供していました。

ですが、今回は個人としてのタイアップであり、曲自体は昨年末にテレビで披露されています。

そんな曲の歌詞は「卒業」の様なテーマがあり、世界に踏み出す準備は整っているものの、それでも不安を感じている。

そんな人々に向けて、力強い歌声で「大丈夫」と背中を押すようなイメージが持てます。

個人の楽曲として楽しむのも良いですが、せっかくのタイアップなので、アニメと一緒に楽しむのも良いでしょう。

Mr.Children-「足音 ~Be Strong」

2016年1月19日 Posted by seki

今回は1月23日に公開される小栗旬主演のドラマと映画「信長協奏曲」の主題歌を紹介します。

これは勉強が苦手な高校生が現代から戦国時代にタイムスリップして、ひょんな事から織田信長に頼まれて入れ替わることになり、信長として生きていく物語です。

ドラマ自体は2014年10月に「フジテレビ開局55周年記念プロジェクト」の一環としてテレビアニメの後に放送され、映画はドラマと同じキャストを迎えて、舞台は「本能寺の変」へ向かいます。

そんな本作を飾る主題歌を手掛けるのは日本を代表する人気バンド「Mr.Children」です。

ドラマサイドから熱烈なオファーを受け、Mr.Childrenの楽曲として初めてのセルフプロデュースされた曲でもあります。

サビの響き渡る鐘の様なメロディが印象的で、歌詞は目の前の道をしっかり踏みしめ、前に進んでいく様な、激動の時代にありながら、未来へと進もうとする主人公をイメージが出来る内容になっています。

因みにシングルは2014年11月19日に発売されました。

ASIAN KUNG-FU GENERATION-「Right Now」

2016年1月12日 Posted by seki

今回は1月6日に発売されたジャニーズ事務所所属のタレント加藤シゲアキが手掛けた小説「ピンクとグレー」の映画の主題歌を紹介します。

原作は子供の頃から仲が良く、青春時代を共に過ごした2人の青年が芸能界という一見すると煌びやかな世界の「光」と「闇」の中でぶつかり、悩み、自分の進むべき道を探す青春小説です。

1月9日公開の映画では、監督と脚本家によってアレンジが加えられ、映画オリジナルの「仕掛け」があるそうです。

そして、主題歌を手掛けたのは日本の4人組ロックバンド「ASIAN KUNG-FU GENERATION」、通称「アジカン」です。

表題曲は映画の為に書き下された一曲で、原作のタイトルに込められた「あいまいな2色の対比」という意味を持つ「ピンク」と「グレー」の単語が歌詞に上手く使われています。

また、取り巻く世界に翻弄されて曖昧になる2人やヒロインの関係、それらの葛藤を連想させる歌詞がバンドの持つ独特のリズムと世界観で色鮮やかに歌われている一曲です。

AI-「ハピネス」

2016年1月5日 Posted by seki

今回は日本で1月15日に公開される、作家マイケル・ボンドが生み出した世界的に有名な児童文学作品「くまのパディントン」の実写映画「パディントン」の主題歌を紹介します。

この物語はロンドンに実在する「パディントン駅」で、ブラウン一家が「このクマをよろしくお願いします」と書かれたラベルを首から下げた不思議なクマに出会う所から始まります。

クマは自分の家を探すために、わざわざペルーからやってきて、それを聞いた一家は駅の名前を付けて、家が見つかるまで住まわせてあげることにしました。

パディントンは慣れない都会に何かと騒動を起こしますが、映画では家族と絆を深めていきます、そんな本作を飾るのが日本の女性歌手「AI」が歌う「ハピネス」です。

表題曲は2011年12月14日に発売され、元々は炭酸飲料水のコマーシャルに起用された曲でもあります。

しかし、軽やかで楽しく、明るい歌詞はトラブルを起こすものの紳士的で愛嬌溢れるパディントンのキャラクターに合っています。