Archive for: 𔃸月 2017’

EGOIST-「英雄 運命の詩」

2017年8月30日 Posted by seki

本日の一曲はコンピューター用のビジュアルノベルティゲームから人気になり、今や派生シリーズが数多く出ているゲーム「Fate」シリーズの一つ「Fate/Apocrypha」のテレビアニメのオープニングテーマです。

この「Fate/Apocrypha(フェイト・アポクリファ)」はシリーズの最初となる「Fate/stay night」のスピンアウト小説で、ルーマニアのトゥリファスを舞台に、魔術師が「黒」と「赤」の陣営に分かれ、どんな望みも叶えるという「大聖杯」を巡り、互いに7体の英霊を召喚。

合計14人の神話や物語、歴史に名を刻んた英霊達と、それを従える魔術師、更に戦いを見守る「ルーラー」の役目を担ったジャンヌ・ダルクと、1人のホムンクルスが思惑の渦巻く「聖杯大戦」に身を投じるのです。

この楽曲が収録されているシングルは2017年8月16日に発売され、オリコンチャートにも入ったそうです。

歌い上げるのはアニメから生まれた架空のアーティストですが、ヴォーカルは2千人の中から選ばれた人物で、これまでも幾つかのアニメ作品の主題歌を務めています。

そんな実力派のアーティストが歌い上げるのは、正に英雄達が雌雄を決する物語に相応しく、荘厳なリズムに力強い声で、吟遊詩人が歌うような歌詞を見事に歌い上げています。

DAOKO × 米津玄師-「打上花火」

2017年8月25日 Posted by seki

本日の一曲は2017年8月18日から公開されているアニメ映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」の主題歌です。

この楽曲が収録されているのは、2017年8月16日に発売された、日本の女性ラッパーであるDAOKO氏の3枚目メジャーのシングルです。

ですが、この楽曲はブログで何度か紹介している米津玄師氏とのコラボレーション作であり、作詞と作曲も同氏が担当されているので、配信では「DAOKO×米津玄師」の名義になっているそうで、このブログでも此方の名義にしました。

映画は、ひょんな事から「打ち上げ花火が上がる夏の日」を繰り返す事が出来る様になった中学生の島田典道が、想いを寄せる少女、及川なずなと一緒に居られる世界を模索する物語です。

その映画を彩る曲は、打ち上げ花火の儚さを表すような静かなイントロから始まり、夜空を彩る瞬間を連想させる力強いサビが特徴的です。

それらがストリートに関連する「夏」や「光」に反映され、主人公とヒロインの想いを聞く人に伝えている様な一曲になっています。

星野 源-「Family Song」

2017年8月18日 Posted by seki

本日の一曲は「恋ダンス」で話題になった星野源氏の10枚目のシングル「Family Song」の表題曲を紹介します。

発売されたのは2017年8月16日で、2017年7月から放送された日本テレビ系水曜ドラマ「過保護のカホコ」の主題歌に起用されています。

このドラマは食事は勿論、着る服に買い物すら全て親が決める「過保護」すぎる環境で育ったヒロインの「カホコ」こと根本 加穂子(ねもと かほこ)が、性格が正反対の麦野 初(むぎの はじめ)との出会ったことで人生観が変わり、彼に恋をする物語です。

勿論、この物語は彼女と彼だけに留まらず、カホコや初の家庭環境も描かれます。

この楽曲は星野氏が脚本を読んだ上で書き下ろされた一曲で、ドラマに寄り添う様なゆったりしたメロディが紡がれます。

ですが、歌詞には安易に「家族」を連想させる言葉はなく、ふとした瞬間に気付く日常的なシーンを連想させる単語が多いです。

ですが、不思議と聞けば家族を思いだす、そんな一曲になっています。

ミュージックビデオで出演が家族の恰好をして、ノリノリで演奏している姿も面白いので、そちらも時間があったらご覧ください。

UNISON SQUARE GARDEN-「10% roll, 10% romance」

2017年8月9日 Posted by seki

本日の一曲は2017年7月より放映されたテレビアニメ「ボールルームへようこそ」の主題歌です。

この作品は将来の夢も、趣味もなく、ただ無気力に日々を過ごしていた中学生の富士田多々良が偶然、プロダンサーの仙谷要が運営する教室の前で助けられ、社交ダンス、競技ダンスに出会う事で始まります。

やがて、多々良はダンスの魅力に気付き、自分も選手達の居るボールルームに立ちたいと思います。

そんなアニメを彩るのが、日本の人気スリーピースロックバンド「UNISON SQUARE GARDEN」です。

この曲が収録されているシングルはグループの11枚目のシングルで、発売されたのは2017年8月9日、各配信サイトでは8月16日にリリースされるそうです。

競技ダンスという一見すると華やかな、けれど激しい動きがあり、そこに選手達の様々な思いが渦巻く世界。

そんな作品の映像に合わせる様に、軽快で爽快でポップなリズムが響き、踊りだしたくなる様な歌詞が紡がれていきます。

ミュージックビデオでもメンバーの音楽に合わせ、靴が躍っている演出がされています。

SKE48-「意外にマンゴー」

2017年8月1日 Posted by seki

本日は暑い夏にピッタリな一曲、人気女性アイドルグループSKE48の21枚目のシングルの表題曲を紹介します。

発売されたのは2017年7月19日、作詞は秋元康氏が担当しており、CDはA、B、C、Dの4種類でタイプ別にカップリング曲が違い、特典DVDの内容も異なっています。

明るくアップテンポなリズムに合わせ、夏の日に青い海へ行き、急に相手がキレイに成長した姿に戸惑い、いつか好きだと伝えたい、という瑞々しい恋の歌詞が紡がれます。

最初はタイトルの「マンゴー」に首を傾げましたが、曲を聞けば、気付けば熟すマンゴーの様な「君」の事だと直ぐに気付きます。

マンゴーを意識してでしょう、ミュージックビデオでメンバーが着ている水着も白と黄色の配色になっています。

歌に合わせて、海へ行った際に聞くのも良いでしょうし、海でなくともプール、勿論、室内で聞いても楽しめる一曲になっています。

因みに、ミュージックビデオが撮影されたのは、台湾の「澎湖(ポンフー)諸島」という場所で、「団結」というテーマに合わせてメンバーが作戦会議をしたり、ダンスを踊るシーンがあるそうです。