Category: ‘エレクトロニカ’

Carpenter Brut – Escape From Midwitch Valley

2014年4月14日 Posted by seki

今回は、Carpenter Brutの「Escape From Midwitch Valley」という曲をご紹介します。

Carpenter Brutは、エレクトロ・ミュージックのコンポーザーです。

Soundcloudや、その他の音源配信サービスで活動を行っており、

ハードなサウンドを特徴とするエレクトロジャンルの音楽を製作しています。

そしてこの「Escape From Midwitch Valley」という曲は、

昨今一部のゲーマーの間で人気となっているインディーズゲーム、

「Hotline Miami2: Wrong Number」の最新予告トレイラーに一部が抜粋されて使用されました。

ゲームの持つバイオレンスなイメージと、Escape From Midwitch Valleyがかもしだすダークな一面が見事に融合しています。

Hotline Miamiといえば、ドット絵風のチープな画面でありながら、

作曲家陣に実力のあるエレクトロミュージシャンたちを招き、独特の魅力を獲得しています。

その続編の最新映像に採用されたCarpenter Brutの音楽も、見事にその魅力を後押ししているといえるでしょう。

Celldweller – Blackstar

2014年4月6日 Posted by seki

今回は、Celldwellerの「Blackstar」という曲を紹介します。

Celldwellerは、アメリカ・デトロイトを拠点に活動するソロ・プロジェクトです。

ハードなエレクトロニックサウンドを特徴としており、インダストリアルな音楽に重きを置いています。

畳み掛けるようなサウンドと勢いのあるヴォーカルが人気を博し、

映画やゲームなどのトレイラー映像でも使用されることが多くなっているようです。

さらには、「Soundtrack for the Voices in My Head」というアルバムをリリースした際は、

このアルバムの楽曲はゲームや映画などの挿入曲として使用されることを想定していたといいます。

There’s no way to persuade them to give up their crusade
They’ve come to grant the wish you should have never made
Sing Hallelujah because you can’t change anything

ハードなサウンドで気分を盛り上げたいときには、ぴったりの一曲です。

Capital Cities – Safe And Sound

2014年4月4日 Posted by seki

今回は、Capital Citiesの「Safe And Sound」という曲をご紹介します。

Capital Citiesは、アメリカのロサンゼルス出身のエレクトロ・ポップ・ロック・デュオ。

耳にすればすぐにはっきりとわかる、現代風のエレクトロサウンドが特徴の彼ら。

2010年に最初のシングル、「Beginnings」を発表し、

2011年になって発表されたシングルが、この「Safe and Sound」でした。

I could lift you up
I could show you what you wanna see
And take you where you wanna be

You could be my luck
Even if the sky is falling down
I know that we’ll be safe and sound

ミュージックビデオは、オペラを舞台にしたようなハイセンスな映像作品としても楽しめます。

Foster the People – Coming of Age

2014年4月2日 Posted by seki

今回は、Foster the Peopleの「Coming of Age」という曲をご紹介します。

Foster the Peopleといえば、アメリカカリフォルニア州ロサンゼルス出身のインディー・ポップバンド。

2011年に発表された「Torches」というアルバムでデビューし、全米8位を獲得するほどの人気バンドとなりました。

日本においても、同時期に様々なところでプッシュされていたこともあり、知名度も高いかと思います。

エレクトロなサウンドに乗せて、ときどきはっとさせられるような歌詞を放つこともある彼ら。

そして、実に三年ぶりとなるアルバムに収録されているのが、このComing of Ageなのです。

Feels like, feels like it’s coming
It feels like, feels like I’m coming of age
Feels like, feels like it’s coming
It feels like, feels like I’m coming of age

Coming of Ageは、アルバムの発売前にPVも公開されており、アルバムを象徴する一曲ともいえるでしょう。

多少時間は経ってしまいましたが、彼らの魅力は変わらず、さらにパワーアップしているようです。

Dragonette – Riot

2014年3月27日 Posted by seki

今回は、Dragonetteの「Riot」という曲をご紹介します。

Dragonetteは、カナダのトロント出身の四人組バンド。

エレクトロポップといわれるジャンルを特徴として、

ダンスミュージックに近い曲調が随所にみられます。

ヴォーカルのマティーナは、歌い方も声にも独特さがあり、

それもあってか、有名DJであるMartin Solveigの楽曲にも参加しています。

So I dance like I’m starting a riot
I got the fuse already ignited
It’s too late now for us to fight it
Oh no, I think I might have started a riot
Riot, oh no

Riot=「暴動」のように激しく踊り狂う、ポジティブさがDragonetteのタイトルにはあふれています。

Phoenix – 1901

2014年3月23日 Posted by seki

今回は、Phoenixの「1901」という曲を紹介します。

Phoenixは、パリ出身のインディー・ロックバンドです。

パリ近郊のヴェルサイユで育った三人の幼馴染たちによって結成されました。

当初は、ヴェルサイユで活動をしていた、エールというデュオ・バンドのバックバンドとして活動をしていました。

1996年になると、当初の三人に加えて一人が加入し、四人のメンバーになった時点で現在のPhoenixという名前を名乗るようになりました。

Phoenixの音楽は、エレクトロ・ポップ的でありつつ、ロックのサウンドも生かした独特なものとなっています。

この「1901」は、2009年に発表されたアルバム「Wolfgang Amadeus Phoenix」に収録されたもの。

エレクトロサウンドをベースにしたPhoenixというバンドを知るためには、ぴったりの足がかりになるかと思います。

また、この「Wolfgang Amadeus Phoenix」を発表したことによって、グラミー賞を獲得するまでにも至りました。

Miami Horror – Imagination (I Want You To Know)

2014年3月17日 Posted by seki

今回は、Miami Horrorの「Imagination (I Want You To Know)」という曲をご紹介します。

Miami Horrorは、オーストラリアのメルボルン出身のバンド。

2011年には、エレクトロニックサウンドを特徴とした「イルミネーション」をデビューアルバムとして発表しました。

エレクトロポップなサウンドがイメージのMiami Horrorですが、

このプロジェクト自体は、DJ、バンド、プロデュースも自ら行うというマルチな才能の集まりです。

Miami Horrorの根幹には、クラブミュージックという垣根を越えた音楽をつくりたいというものがあり、結成されました。

「イルミネーション」にも収録された「Sometimes」という曲は、オーストラリアのクラブチャートでも二位という高評価を受けています。

And I know that time is wasted for true imagination
So leave it all behind us now

ポップでエレクトロな音楽の中に一抹の切なさと希望が混じった彼らの音楽は、

確かにこれまでのいわゆるクラブミュージックとは一線を画すものでしょう。

Owl City – When Can I See You Again?

2014年3月13日 Posted by seki

今回は、Owl Cityの「When Can I See You Again?」という曲をご紹介します。

Owl Cityとは、アメリカ人ミュージシャンであるアダム・ヤングによって企画されたソロプロジェクト。

エレクトロポップというジャンルを基調としたサウンドに、

独特の透明感のあるヴォーカルを重ねた楽曲が特徴的です。

特に北米の若者に人気のOwl Cityですが、

その人気ぶりは特にこの曲によって顕著に現れたといえるでしょう。

このWhen Can I See You Again?は、日本でも大ヒットした

ディズニーの映画「シュガーラッシュ」のメインテーマとして起用されたタイトルなのです。

Don’t close your eyes ‘cause your future’s ready to shine
It’s just a matter of time, before we learn how to fly

輝こうとしている未来に目を閉じずに、空を飛べるようになるのも時間の問題さ、と語り掛けるのは、まさにディズニータイトルらしい希望に溢れたイメージがありますね。

FantomenK – Taking A Nap In The Jungle

2014年2月26日 Posted by seki

今回は、FantomenKの「Taking A Nap In The Jungle」という曲を紹介したいと思います。

FantomenKとは、スウェーデンの8bitエレクトロ作曲者。

こちらの曲が収録されているアルバムのジャケットにも、

そして自身のアイコン画像としても、SEGAから1987年に発売されたゲーム「忍」の画像を使っており、

一目見て日本フリーク・レトロゲームマニアだとわかります。

「Taking A Nap In The Jungle」に使われている音などからも、

80年代~90年代からのゲームファンの心にも強く響くものがあるでしょう。

そんなFantomenKは8bit系の楽曲を製作しているのですが、

この曲はもちろん、それ以外の楽曲も単純に8bitというだけにとどまらないクオリティの高い作品ばかり。

8bit系サウンドの懐かしさと、現代音楽の激しさが融合した、

ある意味で最も8bitというジャンルを体験するのにぴったりのアーティストかもしれません。

Favored Nations – The Set Up

2014年2月21日 Posted by seki

今回はFavored Nationsの「The Set Up」を紹介させていだきます。

ゲーム「Grand Theft Auto 5」でフィーチャーされた曲で、劇中のとある場面で流れたことで海外ゲーマーの間で話題に。

Oh it’s a setup it’s a setup it’s a setup there’s a traitor there’s a mole it’s a peacetime overthrow down

bound to break you, get you beat no no we won’t won’t fall we got to get underground

「罠が仕掛けられてる 俺たちは罠にはハマらない 調和を乱す裏切り者がいる 必ず見つけ出す 俺たちは隠れなきゃならない

この曲はゲーム中のラジオでも聴くことが可能であり、ゲームの主人公たちの気持ちを代弁するかのような歌詞によって、

人気を獲得できたようです。