Archive for: 𔃶月 2014’

Nico – These Days

2014年6月4日 Posted by seki

今回紹介させていただくのはNicoの「These Days」です。

ドイツ出身の歌手、ニコはアメリカのバンドのヴェルヴェット・アンダーグラウンドに参加するも一つのアルバムを完成させた後に脱退。

バンドに参加して製作したアルバム「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコ」は

当時こそ評価を受けてはいなかったものの、現在では名盤として知られています。

1967年にはアメリカのシンガーソング・ライター、ジャクソン・ブラウンがニコに楽曲提供を行ったのがきっかけとなり、

初のアルバム「チェルシー・ガール」に収録されることに。

2001年の映画「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」でも印象的に使用され、映画の大ヒットにより広く知られるように

なりました。

また、2006年にはイギリスのラッパーAkira the Donがこの「These Days」をサンプリングして

「Oh! (What A Glorious Thing)」という楽曲を製作しています。

The Clash – I Fought the Law

2014年6月3日 Posted by seki

今回はThe Clashの「I Fought the Law」をご紹介します。

The Clashはイギリス出身のパンクロック・バンドであり、主に70年代から80年代にかけて活躍していました。

この楽曲「I Fought the Law」は1966年にアメリカのソニー・カーティスというシンガーソングライターによって

発表され、その後アメリカのバンド、ボビー・フラー・フォーによってカバー。

以降はこのThe Clashのカバー・バージョンや、アメリカ合衆国カリフォルニア州のバンド、グリーン・デイも

2004年にカバーを行うなど複数のアーティストによってカバーされている楽曲でもあります。

最近ではThe Clashによるカバー・バージョンが映画「ロボコップ(2014)」のエンディングテーマとして使用され、

歌詞のI fought the law and the law won(法と戦ったけれど、法が勝った)というフレーズがより強調される形になっています。

Avril Lavigne – Hello Kitty

2014年6月2日 Posted by seki

今回は、Avril Lavigneの「Hello Kitty」をご紹介します。

2000年代初頭から活躍しているカナダ出身のシンガーソングライターで、「Sk8ter Boi」や「Let Go」などの

曲が大ヒットを記録し現在では実力派アーティストとして認められています。

「Girlfirend」といった楽曲では各国の言語で歌っており、その中には日本語も含まれていました。

そして日本好きを公言しているアヴリルが2014年に発表したこの「Hello Kitty」は、ハローキティと日本をテーマにした楽曲。

YouTube上で公開されているミュージックビデオも全編原宿で撮影されるなど、徹底した日本好きをアピールする

曲になっていると言えるでしょう。

しかしながら、日本では好意的にみられているものの、アメリカでは「カワイイ」を誇張しすぎているといった理由で

人種差別的と批判されてしまう結果に。

また曲調自体もEDMに近く、元々はパンクロックがきっかけとなりヒットしたアヴリルの最近の楽曲性なども賛否両論の理由になっているようです。