今回ご紹介するのは Panic! at the Discoの「This Is Gospel」です。
この曲は、約三年ぶりとなる彼らの最新アルバム、
「Too Weird To Live, Too Rare To Die!」の一曲目にあたります。
変わったタイトルを訳すと、「生かしておくには奇妙だが、死ぬには惜しすぎる!」という意味。
メンバーの脱退がありながらも発表された三枚目のアルバム、
「Vices & Virtues」は彼らの方向転換を決定的にするものだったといえるでしょう。
それを経て発表された「Too Weird To Live, Too Rare To Die!」というタイトルには、
これまで型破りなことをやってきた彼ら自身の、少々自虐的な自己評価にも思えます。
「This Is Gospel」は明らかに彼らの新しい一面でもありながら、
「Vices & Virtues」のオープニングであった「The Ballad of Mona Lisa」のような物悲しさも同時に併せ持っています。
ボーカルのブレンドンが悲痛な叫びを見せるミュージックビデオも必見です。