今回紹介させていただくのはFIDLARの「Max Can’t Surf」です。
彼らはカリフォルニア・ロサンゼルス出身、2009年に結成された新人バンド。
友達とパーティーを続けている内に成り行きで結成された、というエピソードからもわかる通り勢いと適当さが特徴と言える
でしょう。
音楽性はサーフミュージックやスケートパンクなどをミックスさせており、そこに日常に起きた些細な出来事を歌詞に乗せる
というもの。
「Max Can’t Surf」も彼らのスタイルがわかりやすく反映されている曲で、明るい曲調でドラムス担当のMax Kuehnについて
ダラダラと語っているだけ。
それでも彼らはサマーソニック2013に出演したという経歴があり、中身のない歌詞がリスナーの共感を集めて大ヒットしてい
るのも面白いポイントです。
考えさせられるような歌詞やメッセージといったものとは無縁だからこそ、聴いていて気持ちのいい曲を生み出せるのかもし
れません。