今回は、核P-MODELの「гипноза (Gipnoza)」という曲をご紹介します。
核P-MODELとは、平沢進「のみ」を中心として結成された、ソロプロジェクトの名称です。
平沢進というアーティストは、「P-MODEL」というバンドで活動をしており、
その続編的プロジェクトとして作品を発表しています。
といっても、核P-MODEL名義でのアルバムリリースは二枚のみで、
その第一弾「ビストロン」は2004年に、そして新作である「Гипноза(ギプノザ)」が、
2013年11月にリリースされたのです。
核P-MODEL、そして平沢進らしい、一度聞いただけでは内容をほとんど理解できないような歌詞、
それでいてなぜかメッセージ性の強い音楽が、近作でも遺憾なく発揮されています。
核P-MODELは、テクノサウンドに重きを置いていますので、テクノが好きな人にもおすすめです。
新作の一曲目を飾るこの「гипноза (Gipnoza)」は、冒頭からハードなテクノサウンドが展開されます。
それによって、平沢進名義の楽曲とはかなり気色が違う作品になっているのだと、一瞬で理解させられます。