ロバート・ジョンソン 二

2013年7月24日 Posted by seki

・「I Believe I’ll Dust My Broom」

この曲は、ロバート・ジョンソンのギターが冴え渡る一曲です。ブルース・ギターの基本が既にこの曲で完成しています。ギターにのせて、気持ちよさそうに歌うロバート・ジョンソンの歌声が格好いい一曲です。しかし、ロバート・ジョンソンは、真夜中に聞くと火心に染み入ります。

「Sweet Home Chicago」

この一曲もまた秀逸です。ウォーキングベースと呼ばれるブルース・ギター特有のフィンガーピッキング奏法が、素晴らしくし、シカゴへの思いが歌いあげられています。ロバート・ジョンソンの歌声は、相変わらず、甲高くも哀愁がある独特の渋みが効いた歌合を披露しています。これまた、格好いい一曲です。

「Rambling On My Mind」

さりげない、ボトルネック奏法が光る一曲です。ウォーキングベースを弾きながらのボトルネック奏法は、意外と難し問いものなのですが、ロバート・ジョンソンは、こともなげに簡単にギターを弾きこなしています。歌合は、このあたりから一段とのってきたのか、素晴らしいものです。この曲には、別テイクが「THE COMPLETE RECORDRINGS/ROBERT JOHNSON」には収録されています。個人的には、ハチャメチャぶりが垣間見える2テイク目の方が荒っぽくて好きです。

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