ロバート・ジョンソン 三

2013年7月28日 Posted by seki

「When You Got A Good Friend」

これもウォーキングベースが冴え渡る一曲です。ロバート・ジョンソンの歌声も「When You Got A Good Friend」と高音で歌い出し、チョーキングしてのコードを奏でるところなど何とも印象的です。これぞ、「デルタ・ブルースの基本」ともいえる一曲です。この曲には、「THE COMPLETE RECORDRINGS/ROBERT JOHNSON」には別テイクも収録されています。

「Come On In My Kitchen」

ギターと歌合がユニゾンのように歌われ、また、ボトルネック奏法もロバート・ジョンソンならではもの悲しい味わいの秀逸な一曲です。こんな風にギターと語るように歌が歌えたならば、と思わせる程にギターと歌声がぴったりと合ったナンバーです。これも「THE COMPLETE RECORDRINGS/ROBERT JOHNSON」には別テイクが収録されていて、別テイクは、ボトルネック奏法が荒々しく弾かれていて荒削りな一曲です。しかし、別テイクの方がロバート・ジョンソンの素が見えるようで侮れないテイクです。

「Terraplane Blues」

この曲は、ストロークがさえまくる一曲です。そこにボトルネック奏法の音色が印象的に響き、唸るように歌われるロバート・ジョンソンの歌声がノリノリな一曲です。こなれたギター演奏は、言うまでもなく、気持ちよさそうに歌うロバート・ジョンソンの魅力に圧倒される一曲です。

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