デモ盤の日本版リリースが決定し、今年リリースされたセカンドアルバム『Salad Days』がSPINの「2014年のベストアルバム50」に選出されるなど、
良いニュースが続くインディー・ロック界の風雲児Mac DeMarco。
本日はMac DeMarcoのファーストアルバム『2』から「Still Together」について。
「Ode to Viceroy」や「My Kind of Woman」などのサイケな曲が揃ったアルバムのトリを飾るのが、この「Still Together」だ。
それまでの10曲とは対照的に、シンプルなアコースティックギターの音色とMacの歌声だけが響き渡る、非常に静かな曲。
曲を演奏し終えた後に「Kiki」と呼びかけているが、これは彼が交際しているKieraという女性のことだそう。
実に10年以上交際を続けているようで、この曲はどれだけバカなことをやっても、Still Together(それでも一緒)な彼女に捧げる歌なのだろう。
2013年のPitchfork Music Festivalでは彼女をステージに上げ、普通に観衆に紹介し、そのまま彼女と一緒にパフォーマンスを続けた。
余談だが、米国のTVネットワークadult swimのThe Eric Andre Showに出演したMac DeMarcoがこの「Still Together」を披露して、
日本のバラエティ番組風にボコボコにされるという演出があり、それについて彼の母親がFacebook上で「もっと才能がある子なのよ」と嘆いていた。
そんなMac DeMarcoは、来年1月に初の来日公演を行う。