今月は、桜の開花宣言もあり、先週の記事が「さくら」だったので、思い切って「桜ソング」を紹介していこうと思います。
第2弾に選んだのは、2005年2月16日に発売された男性4人組で構成される日本のバンド、ヒップホップグループ「ケツメイシ」の14枚目のシングルの表題曲です。
ヒップホップと聞くとラップがあり、テンポが速く、桜とイメージが合わないと思う方もいるかもしれません。
確かに、この楽曲はヒップホップらしくディスコで流れる様なレコードの擦れる音やラップが出てきます。
ですが、この楽曲はピアノとヴァイオリンの春風が吹き抜ける様なメロディから始まり、アップテンポというより優しいリズムになっています。
歌詞は桜の花びらが舞い散る所を見て、今は居ない恋人との思い出が浮かび、それを切なく思っている男性の心情が綴られており、聞いていると桜並木に居る様な気持ちになります。
一人になって、思い出して、やっと自分の想いを自覚する、そんな散りゆく桜と恋の儚さを歌った一曲に仕上がっています。