JAGATARA 「裸の大様」 三

2013年9月18日 Posted by seki

3.「ジャンキー・ティーチャー」

怪しいギターソロで始まるこの「ジャンキーティーチャー」は、高らかに響くホーンの後に「青い星がキラメく 夜空の下で/どこからか響いてくる 不気味な笑い声/しのび寄る黒い影は 素敵なサスペンス/狂おしい眩畢 抱かれていたい/拡がる街の電飾 光の洪水/重さなきカラダは 吸い込まれてく/ジャンキーティーチャー ベルが鳴る/ジャンキーティーチャー 早く来て/あぶないネ、あぶないネ/あぶないネ、あぶないネ/あぶないネ、あぶないネ あぶないネ」とファンキーなビートに乗って現代詩と紛うばかりで、言葉の魔術師さながらの江戸アケミの詞が光るナンバーです。

この無気味にも思える歌世界はJAGATARA独自の味付けが成されたファンク・ナンバーに仕上がっていて、小気味よいビートと江戸アケミの手になる奇怪な詞の内容が不思議に混じり合って、怒涛の終曲へと向かって突っ走ります。

途中のホーンのユーモラスなフレーズとの相性抜群なこの歌世界は、女声コーラスとともに呪詛的な江戸アケミのラップにも通じる叫び声で吐き出される「回って回って回って皆子供に帰って行く」という言葉がずしんと心に響く秀逸な曲です。

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