サザンオールスターズ-「闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて」

2018年7月15日 Posted by seki

本日の一曲は、先週に引き続き、サザンオールスターズです。

この楽曲は堺雅人氏の「倍返し」が話題となったテレビドラマ「半沢直樹」や、阿部寛氏が主演のテレビドラマ「下町ロケット」など、数々のドラマの原作となった小説を手掛ける池井戸潤氏の「空飛ぶタイヤ」の映画の主題歌として書き下ろされました。

これは、実際にあった自動車会社のリコール隠し事件を基に、大手自動車メーカーを相手に事故を起こした運送会社の社長が、自分の会社の無実を証明するために巨大企業に挑む物語です。

2009年にWOWOWの連続ドラマW枠でテレビドラマになり、2018年6月15日に改めて映画化された作品でもあります。

そんな映画を彩るサザンオールスターズの楽曲は、大手企業に立ち向かう主人公達だけでなく、映画の世界と同じく社会で働き、時に理不尽に晒され、それでも働く人々の姿を励ます一曲となっています。

軽快ながらエッジの聞いたリズムに合わせ、桑田佳祐氏の現代社会に対する問いかけ、それに抗う人々を励ます様な歌詞が印象的で、耳に残る一曲となっています。

楽曲は映画公開と同時に配信されていますが、CDに関しては2018年8月1日に発売されるプレミアムアルバム「海のOh, Yeah!!」に収録されます。

サザンオールスターズ-「勝手にシンドバッド」

2018年7月8日 Posted by seki

本日の一曲は、手持ちの音楽を整理している際に見つけた日本を代表するロックバンド「サザンオールスターズ」の代表曲を紹介します。

このブログではメインボーカルである桑田佳祐氏の楽曲は2つほど紹介しましたが、彼がソロデビューしたバンドこそ、1974年に結成され、1978年にデビューした「サザンオールスターズ」です。

メンバーは全員がアマチュア時代から付き合いがあり、活動期間こそ断続的ではありますが、それでも結成してから30年以上経っても色褪せない楽曲を発表し続けています。

そんなサザンオールスターズのデビュー曲が、本日の一曲で、シングルが発売されたのは1978年6月25日です。

南国のビーチを思わせるアップテンポなリズムに合わせて、茅ヶ崎に江ノ島、湘南と日本でも有名な夏の名所が登場し、そこから一気に「ひと夏の恋」を思わせる歌詞が続きます。

その中でも、特に有名になった歌詞がバックコーラスの「今何時?」と後半で何度も歌われる「胸騒ぎの腰つき」です。

発表当時は歌詞の内容に対して高評価を得られず、またヒットチャートの上位にも入らなかったそうですが、今ではグループを語る上で欠かせない一曲になっています。

また、発表当時はレコードでしたが、10年後の1988年6月25日にCDになり、その10年後の1998年に8㎝CDになり、デビュー25周年となる2003年6月25日には特例のボックスセットが、更に2005年6月25日に12㎝CDになりました。

AKB48-「Teacher Teacher」

2018年6月26日 Posted by seki

本日の一曲は2018年5月30日に4形態で発売されたAKB48の52枚目のシングル「Teacher Teacher」の表題曲です。

これまでも何度かAKB48の楽曲は紹介してきましたが、今回の「Teacher Teacher」は他の楽曲とは違い、小悪魔の様な印象を受ける一曲です。

それも当然の様で、この楽曲のテーマは「誘惑」だそうで、教室では気付かなかったけど、外で会う先生が違ってみえて、そんな先生に見てほしくて魅惑的な態度で誘う、そんな内容になっています。

可愛らしく、初々しい、清楚、そんなイメージを一変させるテクノポップなリズムに合わせ、思わせぶりな歌声が更に曲を魅力的にしています。

そんな楽曲のミュージックビデオも他の楽曲と違い、妖しげなサーカステント、水が滴る森、色とりどりの照明がメンバーを照らすダンスホールなど、可愛くも艶やかな印象を受ける内容になっています。

楽曲に合わせた衣装とダンスも、これまでの明るくポップなイメージとは違う、脚線美を強調するデザインと振付になっています。

「女の子は可愛いだけじゃない」、そんな印象を受ける一曲とも言えます。

NakamuraEmi-「かかってこいよ」

2018年6月24日 Posted by seki

本日の一曲は、2018年4月から放映され、全13話で構成されているテレビアニメ「メガロボクス」のエンディングテーマです。

このアニメーションは原作者・高森朝雄氏と漫画・ちばてつや氏によるボクシング漫画「あしたのジョー」の連載開始50周年を迎えた事を記念し、この漫画を原案として制作された作品です。

ですが、あくまでも「あしたのジョー」は原案で、登場人物や設定に要素やオマージュが取り入れられていますが、設定や物語に直接的な繋がりはありません。

あらすじは、身体能力を向上させる強化外骨格「ギア」を身に着けた「メガロボクサー」と呼ばれる者たちが、通常のボクシングより激しい格闘技「メガロボクス」を繰り広げる近未来。

けれど、そこは近代的なビルが立ち並ぶ「認可地区」と市民IDを持たない人々が住む「未認可地区」の2つに分けられていた。

その「未認可地区」の地下で違法な試合を行っていた「ジャンクドッグ」と呼ばれた青年が、ひょんな事から最強と呼ばれるメガロボクサー「勇利」と出会い、自らを「ジョー」と名乗って「本物」の舞台で頂点を目指すのです。

自分の本当の名前も知らない若者が、頂点を目指す、そんな内容に相応しく、鋭利なギターサウンドに合わせ、挑発的とも挑戦的ともいえる歌詞が綴られています。

この楽曲が収録されているのは、2018年3月21日に発売された3枚目のメジャーアルバム「NIPPONNO ONNAWO UTAU Vol.5」です。

宇多田ヒカル-「初恋」

2018年6月14日 Posted by seki

本日の一曲は、2018年4月17日からTBS系の「火曜ドラマ」枠で放映が始まったドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」のイメージソングです。

このドラマは、嵐の松本潤氏が主演で人気を呼んだドラマ「花より男子」シリーズのスピンオフという事で、原作漫画は神尾葉子氏が2015年2月より集英社が配信しているアプリケーション「少年ジャンプ+」にて隔週日曜日で連載しています。

あらすじは、F4が卒業した英徳学園を舞台に、今度は「コレクト5」というグループが学園に相応しくない資産状況の生徒を退学に追い込む「庶民狩り」を行っていたのです。主人公は、この「コレクト5」のリーダーである「神楽 木晴(かぐらぎ はると)」と、元社長令嬢で今は庶民となった「江戸川 音(えどがわ おと)」を中心としたラブコメディーです。

主題歌は主演であり、「神楽 木晴」を演じる平野紫耀氏が所属するグループ「King & Prince」のデビュー曲ですが、イメージソングは「花より男子2」でも挿入歌を担当した女性シンガーソングライターの宇多田ヒカル氏が歌う、本日の一曲です。

この楽曲は宇多田ヒカル氏の10作目の配信限定シングルで、2018年5月30日に発売されました。

ピアノの静かな旋律から始まり、そこから宇多田ヒカル氏の圧倒的な歌唱力と、初めて恋をする切なさを綴った歌詞が合わさり、初めて恋を知った事への苦しさと愛しさが感じられる一曲になっています。

平井 堅-「トドカナイカラ」

2018年6月10日 Posted by seki

本日の一曲は、2018年6月1日より公開された映画「50回目のファーストキス」の主題歌です。

この映画は、元々は2004年にアメリカで制作されたロマンティック・コメディが日本でリメイクされた作品で、そちらの舞台はハワイでした。

事故の後遺症で記憶が1日でリセットされてしまう女性、そんな女性に恋をした男性の一途な愛の物語で、日本版でも設定は同じで、山田孝之氏が演じる天文学の研究者が長澤まさみ氏が演じる記憶障害の女性に恋をする物語です。

そんな映画を飾るのは、日本のシンガーソングライターで、数々のヒットソングを世に送り出した平井堅氏です。

この曲が収録されているのは、2018年5月30日発売の43枚目となるシングルで、中には活動20周年記念のトラックも収録されているそうです。

そして、肝心の楽曲は、シンプルなギターサウンドに乗り、平井堅氏の透明感のある歌声と共に時間の流れが恋する気持ちを流してしまう、同じ景色を見たくても、目を離した間に変わってします。

恋する気持ちは本物なのに、大好きな相手に笑ってほしいのに、僅かな不安が拭えない、そんな切なさが感じられる歌詞が特徴の一曲となっています。

UVERworld-「ODD FUTURE」

2018年5月31日 Posted by seki

本日の一曲は2018年4月から放映されているテレビアニメ「僕のヒーローアカデミア」第3期の第1クールのオープニングテーマです。

UVERworldの32枚目のシングル。2018年5月2日にgr8!recordsから発売された。

日本の男性6人組ロックバンド「UVERworld(ウーバーワールド)」が手掛ける32枚目のシングルの表題曲で、2018年5月2日に通常盤、初回限定盤、期間限定生産盤の3形態で発売されています。

因みに、この楽曲には2種類あり、テレビアニメの放送開始日と同日に配信サイトで先行配信された「アニメサイズ」と、フルバージョンの「フルサイズ」があり、それぞれ異なったアレンジがされています。

テクノポップなリズムに合わせ、力強い歌詞が印象的です。

この歌詞は主題歌の話を受けた際に詳細を知らずに書かれたそうですが、出来上がった曲は敵(ヴィラン)と戦い、時に膝を折り、時に立ち止まり、それでも憧れや目標に向かって進み続ける登場人物達に当てはまっています。

この曲だけでも十分に楽しめますが、テレビアニメの映像や原作と合わせて聞くと更に楽しめるでしょう。

BTS(防弾少年団)-「Don’t Leave Me」

2018年5月27日 Posted by seki

本日の一曲は、2016年1月22日から同年3月12日まで韓国で放送されたテレビドラマを日本版にリメイクして、2018年4月から放映されているカンテレ(関西テレビ)制作・フジテレビ系「シグナル 長期未解決事件捜査班」の主題歌です。

このドラマは警察のプロファイラーである主人公が、ある日、過去と連絡が取れる謎の無線機を通じ、同じ無線機を持つ刑事と共に、様々な事件を解決に導きながら、主人公の時代にいない無線機の持ち主である刑事の失踪の謎を追う、という内容です。

過去と現在という本来なら交わる事のない時間が繋がり、それにより「未解決」となっていた事件の真相が明らかになる、ただし、その過程が全て良い結果になるとは限らない。

ミステリアスながら、刑事ドラマらしい内容で、オリジナル版は様々な賞を受賞したそうです。

そんなリメイク版の主題歌を飾るのは、韓国の男性アイドルグループ「防弾少年団」の2018年4月4日に発売された3枚目のオリジナル・アルバムに収録されている楽曲です。

直訳すると「私を置いていかないで」となり、静かなピアノのリズムから始まり、サビでは一転してスピーディーなラップサウンドになるのが特徴的な一曲です。

BOYS AND MEN-「進化理論」

2018年5月20日 Posted by seki

本日の一曲は、2018年1月6日から放映されている、新幹線がロボットに変形するTBS系テレビアニメ「新幹線変形ロボ シンカリオン」の主題歌です。

このアニメは「正体不明の敵に立ち向かうため、日本の夢と技術が詰まった新幹線をベースに開発されたロボ」という設定で、JR東日本監修のもと、実在する新幹線がロボットに変形します。

実在する新幹線なので、JR東日本だけでなく、新幹線を運行するJR各社だけでなく、テレビアニメでは新幹線の他にも実在する鉄道関係施設が登場します。

主人公の小学5年生の速杉ハヤトは、新さいたま市に住んでいて、鉄道博物館に勤めている父親の影響で、新幹線や電車が大好きで、将来の夢は新幹線の運転士になること。

そんな彼はひょんな事から父の本当の仕事、そして新幹線からロボットに変形する「シンカリオン」の運転士になり、仲間と共に「黒い新幹線」によって生まれる敵から人々を守る為に奮闘するのです。

そんなアニメの主題歌を飾るのは、東海地方出身または在住の男性メンバーで構成された、日本のエンターテイメント集団であり、歌手グループで、ご当地男性アイドルグループの「BOYS AND MEN(ボーイズ・アンド・メン)」です。

この楽曲が収録されているのは2018年5月9日に発売された20枚目のシングルで、コラボレーション楽曲なのもあり、疾走感のあるリズムに力強い歌声とアニメとシンクロした歌詞が重なり、正に「主題歌」にピッタリな一曲です。

SingTuyo(しんつよ)-「KISS is my life.」

2018年5月12日 Posted by seki

本日の一曲は、元SMAPのメンバーだった香取慎吾氏と草彅剛氏が、2018年に組んだ新しいユニット「SingTuyo(しんつよ)」の記念すべき1曲目を紹介します。

この曲はCanonから発売されている「EOS Kiss M」というシリーズのCMソングに起用されています。

ユニットを組んでいる2人はアイドルグループ「SMAP」に在籍していた時から仲が良く、その付き合いは小学生の頃からだそうです。

そんな2人がSMAP解散後、ユニットとして発表した今回の曲は、2018年4月30日に各音楽配信サイトからリリースされております。

曲調は明るく、アップテンポなギターサウンドが特徴的で、そこに口づける様に優しく、君という存在を愛おしく思い、どんな困難も2人なら乗り越えていけると勇気づける様な歌詞が続きます。

後半になると一気に曲が賑やかになり、まるで花が咲く様な一曲になっています。

そして、ミュージックビデオでは香取慎吾氏と草彅剛氏は勿論、大きく赤いキスマークの被り物をしたウド鈴木氏、また、歌詞と楽曲を提供した日本の男性シンガーソングライター、作詞家、作曲家、随筆家の、ぼくのりりっくのぼうよみ氏も登場しています。