Official髭男dism-「ノーダウト」

2018年5月2日 Posted by seki

本日の一曲は2018年4月9日よりフジテレビ系「月9」で放映されているテレビドラマ「コンフィデンスマンJP」の主題歌です。

月9と言えば恋愛ドラマを扱ったイメージがありますが、今期のドラマは今までのイメージとは違った内容になっています。

このドラマは、相手を信用させて金銭を騙し取る「コンフィデンスマン(信用詐欺師)」を生業としている驚異的な集中力で如何なる職種になるチームのブレイン「ダー子」、真っ当に生きたいと思いながら結局はダー子に手を貸してしまう「ボクちゃん」、2人を子供の頃から面倒みているらしいベテランの「リチャード」の3人からなり、悪徳企業の社長や金の亡者等から、手間と時間とお金すら掛けて大金を騙し取る物語です。

一話完結型で、騙すのは悪党のみ、仕掛けは大掛かりで「助け合わない」と言いながら事前に仕掛けを用意して助け合う。

そんな痛快コメディの様なドラマを彩るのは「Official髭男dism(オフィシャルヒゲダンディズム)」という、山陰発の4人組ピアノPOPバンドです。

2012年に結成され、この楽曲が収録された2018年4月11日に発売された2枚目のシングルでメジャーデビューしました。

軽快なリズムに合わせ、嘘やゲームなど、ドラマの内容に沿った歌詞が連なり、ダンスミュージックの様な一曲になっています。

GReeeeN-「恋」

2018年4月29日 Posted by seki

本日の一曲はシングルの表題曲ではなく、アルバムに収録されている映画の主題歌です。

この楽曲が収録されているのは、2018年4月11日に発売された、数々のヒット曲を生み出しながらメンバーが歯科医と音楽業を両立しているので、顔や姿を一切ださないグループ「GReeeeN」の8枚目のオリジナルアルバム「うれD」です。

そして、本日の「恋」は1990年代に少女漫画誌「りぼん」で連載され、テレビアニメに劇場アニメ、更に台湾で実写ドラマ化され、2018年4月27日に実写映画が公開された少女漫画「ママレード・ボーイ」のタイアップ曲です。

この作品は、主人公の「小石川 光希(こいしかわ みき)」が、急に両親から離婚を告げられ、さらに旅行先で出会った夫婦と意気投合して、互いにパートナーを交換して再婚する事を告げられます。

更に、1つ屋根の下で暮らすと言われ、相手夫婦の息子で、やがて恋に落ちる「松浦 遊(まつうら ゆう)」と出会うのです。

そんな映画を彩る「恋」は、淡い「恋」が時間を重ねる内に、確かな「愛」へ変わる事を爽やかな歌声と、ストレートな歌詞で表現した一曲になっています。

ミュージックビデオを見ながら聞くと、更に楽しめると思います。

NGT48-「春はどこから来るのか?」

2018年4月22日 Posted by seki

本日の一曲は、急に気温が上がり、春らしさが感じられないなら、せめて音楽だけでも春らしい曲を、と思って選びました。

そんな曲を歌うのは、AKB48など数多くの女性アイドルグループをプロデュースした秋元康氏が手掛けた2015年に誕生した新潟市を拠点とする日本の女性アイドルグループ「NGT48」です。

テーマは「地域密着・地元貢献」らしく、全国区での活動より新潟県のイベント、地元企業とのタイアップ、地元メディアなど文字通り、地域密着・地元貢献らしい活動を行っているそうです。

そして、本日の一曲が収録されている、3枚目のシングルは2018年4月11日に4形態のタイプ別に加え、デジタル・ダウンロードを加えた5形態になっています。

このデジタル・ダウンロードは「Special Edition」で、CDとDVDがセットになったタイプより1日早い2018年4月10日に配信されたそうです。

肝心の曲ですが、明るく疾走感のある曲調で、春を連想させる単語が多く使われ、それを恋と結び付けた歌詞の一曲になっています。

今の時期は勿論ですが、明るい気分になりたい時に聞くのもいいと思います。

福山雅治-「零 -ZERO-」

2018年4月14日 Posted by seki

本日の一曲は2018年4月13日に公開された東宝系映画「名探偵コナン ゼロの執行人」の主題歌です。

手掛けるのは、この映画の為に楽曲を書き下ろした日本の人気男性シンガーソングライター、作詞家、作曲家、また俳優としても活躍している福山雅治氏です。

発売されたのは2018年4月7日ですが、この楽曲は配信限定シングルとなっています。

この楽曲が彩る「名探偵コナン ゼロの執行人」は22作目の映画で、爆破事件の容疑者として逮捕された毛利小五郎の無実を証明する為に真実を追求するコナンの前に、公安警察が立ちはだかる、という内容で、「正義」をテーマにしているそうです。

福山雅治氏は映画の脚本を読み込み、「真実を追求する者」と「己の正義を貫く者」の信念がぶつかりあう、という映画の世界観を主題歌で表現できれば、と思ったそうです。

実際、曲調はラテン系を思わせる情熱的なリズムのですが、そこに添えられた歌詞は「真実」と「正義」、「善」と「悪」、決して切り離せない、そして相容れない二つを内包しながら、大切な人を守りたい苦悩を感じる内容になっています。

新しい地図-「雨あがりのステップ(チャリティver.)」

2018年4月3日 Posted by seki

本日の一曲は元SMAPの稲垣吾郎氏、草彅剛氏、香取慎吾氏、3人の公式ファンサイト「新しい地図」の名義で発売されたパラスポーツ応援チャリティーソングを紹介します。

この曲は2016年7月にジャニーズ事務所を退社し、フリーになっていたSMAPの元チーフ・マネージャーの方が設立した日本の芸能プロダクション「株式会社CULEN(カレン)」に所属する元メンバーの3人が、「新しい地図」としてパラスポーツ支援に向けたチャリティーソングで、2018年3月19日に「iTunes Store」と「レコチョク」の限定で配信されました。

チャリティーソングなので、売上金額は全て寄付され、この楽曲の発表が行われた2018年3月4日(日)に行われた「パラ駅伝 in TOKYO 2018」ではライブが行われました。

チャリティーソングなので、売上金額は全額寄付になるそうですが、チャリティー販売は6月30日まで、その後は通常販売に切り替わるそうです。

タイトルの「雨上がりのステップ」にピッタリなポップな曲調に、3人の爽やかな歌声と明るく前向きな歌詞が合わさり、雨上がりの晴れ渡った空の下を歩いている様な一曲に仕上がっています。

また、ミュージックビデオでは稲垣吾郎氏、草彅剛氏、香取慎吾氏は勿論ですが、なんと総勢2,000人以上が出演しているそうです。

Perfume-「無限未来」

2018年3月30日 Posted by seki

本日の一曲は、2018年3月14日に発売された中田ヤスタカ氏がプロデュースする日本の女性3人組のテクノポップユニット「Perfume」の25作目のシングルの表題曲です。

この楽曲は2018年3月17日から公開されている映画「ちはやふる -結び-」の主題歌になっています。

この映画は3部作になっており、この主題歌が起用されている「ちはやふる -結び-」は完結編となっております。

あらすじは主人公の主人公の綾瀬 千早(あやせ ちはや)が高校生になり、「競技かるた」のトップである名人・クイーンとなるため、自分で作った「かるた部」のチームメイトと共に成長し、また小学校時代に「かるた」で仲良くなった2人の幼馴染と人間ドラマを織りなしています。

因みに、Perfumeは1部の「ちはやふる -上の句-」と2部の「ちはやふる -下の句-」の主題歌も歌っています。

そして、肝心の楽曲ですが、Perfumeの特徴であるテクノポップなリズムと歌声と共に、「競技かるた」が持つ独特の「静寂」と「躍動感」という「静と動」を感じさせる歌詞が印象的です。

欅坂46-「ガラスを割れ!」

2018年3月20日 Posted by seki

本日の一曲は、2018年3月7日に発売された日本の女性アイドルグループ「欅坂46」の6枚目のシングルの表題曲です。

CDのみの通常盤に、4つDVD付きの合計5形態で発売され、全てのバージョンの表題曲が、この「ガラスを割れ!」です。

この曲を一言で表すなら、個人的には「ワイルド」です、歌詞だけを読むと「野生」を持っている筈なのに、想像のガラスに囚われて自由に吠える事を忘れた犬を歌っているだけです。

ですが、ロック調のリズムにメンバーの力の限り歌っている、と感じさせる声が合わさると、一転して「自分を閉じ込めているのは想像のガラスだ」、「それを打ち破るのは自分しかいない」と言われている様な気がする一曲になっています。

ミュージックビデオでも、メンバーはロックスターの様な衣装を着て、荒れ果てた工場跡地を舞台に荒々しく頭を振り、拳を振り、体を揺らし、歌っている様子が描かれています。

「サイレントマジョリティー」や「不協和音」を「洗練された力強さ」というなら、この「ガラスを割れ!」は「荒々しい力強さ」と言えるでしょう。

米津玄師-「Lemon」

2018年3月14日 Posted by seki

本日の一曲は、TBS金曜ドラマ「アンナチュラル」の主題歌です。

手掛けるのは「LOSER」や、テレビアニメの主題歌になった「ピースサイン」、女性アーティストとコラボしたアニメ映画の主題歌にもなった「打上花火」、俳優の菅田将暉のコラボが話題になった「灰色と青」など、このブログで何度か紹介している米津玄師氏です。

メジャー8枚目のシングルで、発売は2018年3月14日ですが、シングル発売に先駆けて、幾つかの配信サイトでは2月12日から先行配信されていました。

この主題歌が起用されているドラマは設立して2年弱の「不自然死究明研究所」、英語で「Unnatural Death Investigation Laboratory」という事から通称「UDIラボ」という架空の研究機関を舞台に、主演の石原さとみ氏が演じる法医解剖医の三澄ミコトを中心に、メンバー達が様々な「死」を扱いながら、事件の謎や裏側が解明していくのです。

そんな医療とミステリーが合わさった本作を彩る主題歌は、作中のキーワードを織り交ぜつつ、家族が、恋人が、大切な人が唐突に居なくなる喪失感、そして、残してしまった後悔、そんな心情を米津氏の切ない歌声が纏め上げています。

SEKAI NO OWARI-「サザンカ」

2018年3月7日 Posted by seki

本日の一曲は、数々のドラマを生み、また冬季オリンピックの獲得メダル数を更新した「平昌オリンピック」と、今週から始まる「平昌パラリンピック」のテーマソングです。

手掛けるのは映画「メアリと魔女の花」の主題歌などを手掛けた日本のバンド「SEKAI NO OWARI」です。

シングルとしてはメジャー12枚目となり、先行配信リリースは2018年2月1日から、CDは2018年2月28日に発売でしたが、CDに関しては完全限定生産のみとなっております。

ピアノの透明感のある旋律から始まり、静かなリズムに合わせ、夢を追い続ける人を応援する歌詞が物語の様な構成で綴られています。

調べてみると、この曲は夢を追いかける人、それを傍で見守り続けた人達の物語を歌に出来たら、という思いから生まれたそうです。

オリンピックやパラリンピックに出場するのは選手達です、ですが、それは1人で出来る事ではなく、誰かに支えられ、時に励まされ、そして応援されてるんだと思わされる一曲です。

ミュージックビデオでは、メンバーのFukase氏が兄、そして俳優の神木隆之介氏が弟として出演しており、Fukase氏が演じる兄・草介が、神木隆之介氏が演じる画家志望の弟・花斗の夢を応援する、という内容になっています。

星野源-「ドラえもん」

2018年2月28日 Posted by seki

本日の一曲は、3月3日から公開される映画「ドラえもん のび太の宝島」の主題歌を紹介します。

手掛けるのは日本のシンガーソングライターで、自身が出演するTBS系「火曜ドラマ」の「逃げるは恥だが役に立つ」の主題歌「恋」を歌い、それに合わせたダンス、通称「恋ダンス」で一世を風靡した星野源氏。

この楽曲が収録されているのは2018年2月28日に発売された彼の11枚目のシングルで、先に書いた映画「ドラえもん のび太の宝島」の為に書き下ろされました。

この映画は1998年に公開された「ドラえもん のび太の南海大冒険」で、のび太が宝探しに憧れるきっかけになった児童文学「宝島」をモチーフにしており、のび太達が本物の「宝島」を探す為に大海原に乗り出し、大冒険を繰り広げる物語です。

そんな映画を飾る楽曲は、壮大というより、思わず口ずさみたくなる様な軽快なリズムで、「少しだけ、不思議」や「四次元」など、タイトル「ドラえもん」だけでなく、歌詞にも作品に関連する言葉が使われています。

星野源氏は以前からドラえもんファンを公言していたらしく、作品に対する愛が感じられる一曲となっています。