Category: ‘ロック’

Avicii – Wake Me Up

2014年6月30日 Posted by seki

今回は、Aviciiの「Wake Me Up」をご紹介します。

Avichii(アヴィーチー)はスウェーデン出身の音楽プロデューサーで、ジャンルとしてはEDMに属す曲を多数発表してきた人気DJでもあります。

この曲ではアメリカ出身の男性ソウル歌手であるアロー・ブラックをフィーチャリングしており、Aviciiのこれまでの路線とはまた違った方面に。

発表されるや否や英国で大ヒットを記録し、Robin ThickeのBlurred Linesが保持していた記録を一瞬にして塗り替えてしまうほど。

スウェーデンや米国を中心に世界中で多数のリスナーを獲得し、24歳にして世界中で注目されるアーティストの仲間入りを果たしました。

また、YouTube上で公開されているリリックビデオも拡散し、現在では2億回近くの再生数を記録しています。

Aviciiの「Wake Me Up」はデビューアルバム「True」に収録されています。

Arcade Fire – We Exist

2014年6月21日 Posted by seki

今回は、Arcade Fireの「We Exist」をご紹介します。

アーケイド・ファイア(Arcade Fire)はカナダを拠点に活動しているロックバンド。

ポップなサウンドと独特の世界観を持った歌詞が評価され、今では世界中でパフォーマンスを行っています。

5月に公開されたPVは『アメイジング・スパイダーマン』といった映画で有名な俳優のアンドリュー・ガーフィルドが

頭を剃り、ウィッグを被って女装した姿を見せるというメッセージ性の強いもの。

YouTubeでは既に200万回以上再生されており、批評家達からも様々な反応が。

尚、このPVの後半部分はコーチェラ・フェスティバルのライブアクト中に撮影されたもので、本物の観客を前にPVの撮影が行われていたようです。

公開されるや否や至る所で議論を巻き起こしているものの、好意的に受け取っているリスナーも多い様子。

この「We Exist」は2013年のアルバム「Reflektor」に収録されています。

Lorde – Everybody Wants To Rule The World

2014年6月15日 Posted by seki

今回は、Lordeの「Everybody Wants To Rule The World」という曲を紹介します。

こちらの曲は、Tears For Fearsの「Everybody Wants To Rule The World」という同名の曲のカバーとなっています。

人気ゲームシリーズである「アサシンクリード」の、最新作の予告編として公開された映像の中に、こちらのLorde版が使用されました。

さらに、Lorde版は「ハンガーゲーム」という映画にも、この曲を提供しています。

Lordeは女性ですが、もともと中性的で特徴のある声をしているうえ、

このEverybody Wants To Rule The Worldでは、何も知らずに聞いただけでは男性かと思うほど、特に低い声でのパフォーマンスとなっています。

「アサシンクリード」は歴史の裏側で活躍していた暗殺者たちを主人公として描いた作品ですが、

最新作では特に市民革命がテーマとなっており、この曲の中で繰り返し歌われている、

世界に規範を求めること、そしてそれを人民が求めていることは、

まさしく今回の「アサシンクリード」のテーマにもぴったりと合致しているといえるでしょう。

Nico – These Days

2014年6月4日 Posted by seki

今回紹介させていただくのはNicoの「These Days」です。

ドイツ出身の歌手、ニコはアメリカのバンドのヴェルヴェット・アンダーグラウンドに参加するも一つのアルバムを完成させた後に脱退。

バンドに参加して製作したアルバム「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコ」は

当時こそ評価を受けてはいなかったものの、現在では名盤として知られています。

1967年にはアメリカのシンガーソング・ライター、ジャクソン・ブラウンがニコに楽曲提供を行ったのがきっかけとなり、

初のアルバム「チェルシー・ガール」に収録されることに。

2001年の映画「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」でも印象的に使用され、映画の大ヒットにより広く知られるように

なりました。

また、2006年にはイギリスのラッパーAkira the Donがこの「These Days」をサンプリングして

「Oh! (What A Glorious Thing)」という楽曲を製作しています。

The Clash – I Fought the Law

2014年6月3日 Posted by seki

今回はThe Clashの「I Fought the Law」をご紹介します。

The Clashはイギリス出身のパンクロック・バンドであり、主に70年代から80年代にかけて活躍していました。

この楽曲「I Fought the Law」は1966年にアメリカのソニー・カーティスというシンガーソングライターによって

発表され、その後アメリカのバンド、ボビー・フラー・フォーによってカバー。

以降はこのThe Clashのカバー・バージョンや、アメリカ合衆国カリフォルニア州のバンド、グリーン・デイも

2004年にカバーを行うなど複数のアーティストによってカバーされている楽曲でもあります。

最近ではThe Clashによるカバー・バージョンが映画「ロボコップ(2014)」のエンディングテーマとして使用され、

歌詞のI fought the law and the law won(法と戦ったけれど、法が勝った)というフレーズがより強調される形になっています。

Avril Lavigne – Hello Kitty

2014年6月2日 Posted by seki

今回は、Avril Lavigneの「Hello Kitty」をご紹介します。

2000年代初頭から活躍しているカナダ出身のシンガーソングライターで、「Sk8ter Boi」や「Let Go」などの

曲が大ヒットを記録し現在では実力派アーティストとして認められています。

「Girlfirend」といった楽曲では各国の言語で歌っており、その中には日本語も含まれていました。

そして日本好きを公言しているアヴリルが2014年に発表したこの「Hello Kitty」は、ハローキティと日本をテーマにした楽曲。

YouTube上で公開されているミュージックビデオも全編原宿で撮影されるなど、徹底した日本好きをアピールする

曲になっていると言えるでしょう。

しかしながら、日本では好意的にみられているものの、アメリカでは「カワイイ」を誇張しすぎているといった理由で

人種差別的と批判されてしまう結果に。

また曲調自体もEDMに近く、元々はパンクロックがきっかけとなりヒットしたアヴリルの最近の楽曲性なども賛否両論の理由になっているようです。

Nirvana – Heart Shaped Box

2014年5月31日 Posted by seki

今回は、Nirvanaの「Heart Shaped Box」をご紹介します。

リード・ボーカルのカート・コバーンの自殺などで日本でも有名なこのバンドですが、この楽曲は

ニルヴァーナの最後のアルバム「イン・ユーテロ」に収録されています。

ニルヴァーナは活動を開始した初期にサブ・ポップレコードを契約し、世界中で大ヒット。

日本でも根強いファンを獲得するほどの大人気パンクロック・バンドに成り上がっていきました。

また、この「Heart Shaped Box」は2014年発売のゲーム「inFAMOUS Second Son」のテーマソングとして使われ、

こちらはDead Saraというアーティストが同じ曲名でカバー。

ゲームはサブ・ポップレコード本社があるワシントン州シアトルを舞台にしているため、シアトルに馴染みのある

楽曲を使用することに。

ゲーム内で再現されているシアトルでは、実際にサブ・ポップレコードの建物も確認することが可能です。

Badfinger – Baby Blue

2014年5月28日 Posted by seki

今回は、Badfingerの「Baby Blue」をご紹介します。

バッドフィンガーは主に70年代に世界中で人気を博したイギリス出身のロックバンド。

このバッドフィンガーの楽曲「Baby Blue」は1972年に発表され、多くのリスナーを獲得していました。

しかし、2013年9月に突然この曲が再び大ヒット。

バッドフィンガー自体は80年代に活動を中止しており、このような形でのリバイバル・ヒットは誰も予測していなかったようです。

実は海外ドラマ「ブレイキング・バッド」の最終回で使われたことがきっかけとなり、ドラマを観ていた層が放送終了後に

一斉に楽曲を購入。

ビルボードのシングル・チャート100では見事14位にランクインし、結果的にバンドを知らない年齢層の若者もこのドラマからこのバンドを知ることになったようです。

この曲自体はディクシーという女性に対してのラブソングになっているのですが、ドラマ「ブレイキング・バッド」の

最終回では曲名の「Baby Blue」になぞった使われ方をしています。

The Orwells – Who Needs You

2014年5月25日 Posted by seki

今回は、The Orwellsの「Who Needs You」をご紹介します。

ストロークス、ハイヴスといった有名パンクバンドからの影響を色濃く受けた5人組のバンド。

2014年1月にはテレビ番組「レイト・ショー・ウィズ・デイヴィッド・レターマン」でこの曲を披露し、

過激なパフォーマンスで司会者デイヴィッド・レターマンと観客を大いに盛り上げていました。

実はバンドの5人はまだ高校を卒業したばかりで、在学中もライブでパンクバンドの曲を披露するなどいろいろと問題を起こしていた様子。

自らが製作したアルバムをインターネット上の音楽ブログに売り込み、有名レーベルAutumn Toneから2012年にアルバムを

正式リリースした新進気鋭のバンドでもあります。

2014年に王道のパンクロックを披露し、時代遅れなどと揶揄されることも少なくないようですが、

嫌われ者であることが大前提であるパンクというジャンルとしては逆に成功を収めていると言えるでしょう。

Electric Light Orchestra – Xanadu

2014年4月20日 Posted by seki

今回は、Electric Light Orchestraの「Xanadu」という曲を紹介します。

Electric Light Orchestraは、イギリスのバーミンガム出身のロックバンド。

前身であるバンド、ザ・ムーブから発展という形で、1970年から活動をしていました。

彼らの活動は1986年に終了、それまでに絶大な人気を誇ることとなりました。

昨今では、ゲームや映画などでリバイバルブームというか、

一昔前の、それこそ80年代くらいの楽曲がフィーチャーされることも目に付いてきています。

Electric Light Orchestraも、そんな楽曲の中のアイコン的存在といえるでしょう。

A million lights are dancing and there you are, a shooting star
An everlasting world and you’re here with me, eternally

Xanadu, xanadu, (now we are here) in xanadu
Xanadu, xanadu, (now we are here) in xanadu

Xanaduは、日本語で言うところの「桃源郷」にあたる言葉です。

Xanaduにはじまり、Electric Light Orchestraの楽曲には、

聞いているだけでポジティブになれるような、そんな力がありますね。