JAM Project-「THE HERO !! ~怒れる拳に火をつけろ~」

2015年11月10日 Posted by seki

今回の一曲は、日本を代表するアニメソング歌手グループ「JAM Project(ジャム・プロジェクト)」が手掛けた60枚目のシングルです。

表題曲はテレビアニメ「ワンパンマン」のオープニングに使われ、このアニメの原作は如何なる敵も「ワンパンチ」で倒してしまうヒーロー・サイタマを主人公としたギャグ系アクションです。

発売されたのは10月21日、JAM Projectのメンバーがパッケージの「アーティスト盤」と主人公のサイタマがパッケージの「アニメ盤」の二種類が出ています。

力強いサウンドと歌声で紡ぎ出される歌は、アニメに合っており、正にアニメ「ワンパンマン」の為に作られたと言っても過言ではないでしょう。

歌詞も主人公のどんな敵でも一撃で倒してしまう拳を意識した言葉や、サイタマの「HERO」としての在り方、強くなりすぎた故の孤独などイメージ出来る内容になっています。

また、カップリング曲も表題曲と同じく、アニメを意識させる歌になっています。

スキマスイッチ-「LINE(ライン)」

2015年11月4日 Posted by seki

今回の一曲は二人の男性による音楽ユニット「スキマスイッチ」の23枚目のシングルです。

発売日は今年の11月11日、前作「星のうつわ」から約一年振りの新曲で、表題曲はレビ東京系アニメ「NARUTO 疾風伝」の18代目オープニングに使われました。

前作の「星のうつわ」は2014年に公開された映画「THE LAST -NARUTO THE MOVIE-」の主題歌でもあり、スキマスイッチも映画とアニメの主題歌を担当した事になります。

クライマックスに向かうアニメですが、このブログで紹介した「シルエット」の様な荒々しさはなく、曲は静かに始まります。

ですが、サビの部分は今まで歩んできた道にしっかり足跡を残し、これから進む道に力強く踏み出そうとする様な力強さを感じます。

「YouTube」で公開されているミュージック・ビデオの一部ではタイトルの様な真っ直ぐな飛行機雲が印象的です。

そして、アニメではキャラクター達の「繋がり」が感じられるアニメーションが見れます。

槇原敬之-「No.1(ナンバーワン)」

2015年10月27日 Posted by seki

ハロウィンが近付き、色んな場所が飾られる本日は前回に引き続き映画の主題歌を紹介します。

表題曲は10月31日に公開される映画「俺物語」の主題歌です。

原作は少女漫画ながら、巨漢で異性には好かれないが仁義と正義感に溢れ、「男の中の男」として同性に慕われる男子高校生の恋物語です。

今回の映画では、純情で不器用な主人公とヒロインの出会いとピュアな恋が描かれています。

そして、驚くべき事に、この曲が発売されたのは今から20年以上前の1993年9月1日、槇原敬之の8枚目シングルとして発表されました。

それを今回の映画の為に、本人がスペシャルバージョンとしてリアレンジしたのです。

映画では、このスペシャルバージョンが使用され、動画サイト「YouTube」で公開されているミュージック・ビデオも作中と本人が歌う映像が合わさった特別仕様になっています。

アレンジされていますが、歌詞は主人公の気持ちを代弁する様に好きな相手を幸せに、笑顔にしたいという内容になっています。

 

 

西野カナ ― 「トリセツ」

2015年10月20日 Posted by seki

十月も半ばを過ぎて、そろそろ夏服は全て片付けるべきかと思った矢先、夏に戻った様な暑さを感じました。

そんな本日は9月9日に発売された西野カナの27枚目のシングル「トリセツ」を紹介します。

表題作は9月19日に公開された映画「ヒロイン失格」の主題歌となっています。

これは恋愛物語の「ヒロイン」になることを夢見て、5年間一途に想い続けた幼馴染の「彼女」になろうと頃合を見計らっていた主人公「松崎はとり」が、予想外の相手に「彼女」の座を奪われる所から始まります。

この表題曲「トリセツ」は、そんな映画の脚本を読んでから制作に取り掛かったそうで、なんとか幼馴染を振り向かせようと積極的に行動する主人公にも重なります。

そして、タイトルの「トリセツ」は女性の内面や乙女心を「取扱説明書」になぞらえており、それが歌詞にも反映されています。

また、動画サイト「YouTube」で見られるミュージック・ビデオの一部でも、西野カナを筆頭に女性たちが自分の「取扱説明書」を持って登場しています。

 

サカナクション-「新宝島」

2015年10月18日 Posted by seki

そんな本日の一曲は、2005年に結成され、2007年にデビューした男女5人で構成される「サカナクション」の11枚目シングルの表題曲「新宝島」です。

これは10月3日に公開された映画「バクマン。」の主題歌になっており、二人の青年が少年漫画の頂点と呼ばれる「週刊少年ジャンプ」で一番人気のマンガ家を目指す物語です。

因みに、劇中の音楽もサカナクションが担当しています。

「マンガ家」と曲のタイトルで気付いた方もいるでしょうが、表題曲は「マンガの神様」と呼ばれる手塚治虫が描いた「少年漫画の元祖」と言われる漫画と同タイルになっています。

歌詞は映画のストーリーと音楽家に共通する「モノを作る苦しみ」を通じて、「線を描く」ことがテーマになっているそうです。

実際に歌詞には「線」と「丁寧に描く」という単語と言葉が何度も登場し、それを中心にした内容になっています。

ミュージック・ビデオの中で、メンバーの一人が漫画家に扮している場面があるので、そちらも御覧ください。

AKB48-「ハロウィン・ナイト」

2015年10月6日 Posted by seki

今月は十月、十月と言えば「体育の日」に因んだ運動会、それから昨今になって加わったイベントがあります。

それが「ハロウィン」です、元々は10月31日に行われる古代ケルト人が起源で、秋の収穫を祝い、悪霊などを追い払う宗教的な祭事だったそうです。

現在の日本では仮装パーティの面が広く知れ渡り、カボチャのランタンの飾り等に混じって、仮装パーティーのグッズが多く売られています。

そんな本日の曲は先週に引き続きハロウィンにピッタリで、国民的アイドルグループ「AKB48」が歌っている一曲です。

グループの41枚目のシングルで、8月26日発売とハロウィンには少し早いですが、ミュージック・ビデオではメンバー全員がハロウィン仕様のメイクや衣装に身を包んでいます。

また、表題曲は「ディスコ」がテーマになっており、曲調もノリが良く、映像内では歌に合わせてメンバーとエキストラがディスコで楽しげに踊っています。

歌詞はテーマの「ディスコ」とタイトルの「ハロウィン」が上手く合わさっており、ハロウィンの夜に思わず踊りたくなる内容になっています。

 

きゃりーぱみゅぱみゅ-「Crazy Party Night ~ぱんぷきんの逆襲~」

2015年9月29日 Posted by seki

九月も終わりに近づき、十月を迎える今回は世界的に有名なファッションモデル、歌手が9月2日に発表したハロウィン・ソングです。

この表題曲は2015年9月に行われた全国ツアーのテーマソングでもあり、いつも奇抜で派手な衣装や世界観が印象的な「きゃりーぱみゅぱみゅ」というキャラクターを元にした一曲だそうです。

そして、ミュージック・ビデオも軽快ながら、どこか不可思議さを感じさせる曲にピッタリな内容になっています。

映像はきゃりーぱみゅぱみゅ扮するリポーターが、奇妙なパーティーを行っている場所に潜入する様子がテレビで流れる所から始まります。

その中は、まるでホラーハウスの様になっており、飛び出す奇怪な相手に、レポーターは思わず悲鳴を上げます。

そのパーティーの中心で歌い、踊っているのは勿論、赤と黒が主体のシックな衣装に身を包む彼女です。

お菓子とおかしいを掛け合わせたような登場人物達は歌詞に合わせて、見事なダンスを披露しています。

ハロウィンの夜に聞くと、この不思議な世界を少し体験できそうな一曲です。

SEKAI NO OWARIー「SOS」

2015年9月27日 Posted by seki

今回は9月25日に発売されたメジャー9枚目でダブルA面シングルの一曲「SOS」を紹介します。

これは9月19日に公開された映画「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」の後編「エンド オブ ザ ワールド」の主題歌となっています。

前作の「ANTI-HERO」と同じく、歌詞は全て英語になっていますが、今回はピアノをベースにした静かな曲になっています。

動画サイト「YouTube」で公開されているミュージックビデオでは、歌詞の翻訳を読むことができます。

映像は不気味ながら色彩に溢れていた前作と違い、作中に登場する謎の生物を除いて、全てモノクロになっています。

自由を得るために巨人と戦う主人公達を励ますように、曲の一部では日本語訳で「誰かを救うことは自分を救うことと同じなんだって」という意味になります。

正に表題曲の「SOS」に相応しい歌詞と言えるでしょう、そんな歌が石だらけの荒野、また廃墟の中で響き、演奏するメンバー達は一見すると祈りを捧げている様です。

 

SMAP-「Otherside」

2015年9月15日 Posted by seki

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今回は9月9日に発売された日本を代表するアイドルグループ「SMAP」の55枚目となるシングル「Otherside」を紹介します。

「Otherside」は聞く人の背中を押すような逞しい歌詞、重低音のギターサウンド、それに合わせた力強い歌声が特徴の楽曲です。

ですが、ただ荒々しいだけでなく、メンバーの親しみやすい声もあり、聞きやすい曲です。

この曲はSMAPの冠番組「SMAP×SMAP」の主題歌になっており、CDは通常盤、初回限定盤A、初回限定盤Bの三つのバージョンが出ています。

通常盤は限定盤にはない三曲目、煌びやかな衣装が目印の限定盤Aは「Otherside」のミュージック・ビデオを収録したDVD、ピアノの上を歩くスーツ姿が目印の限定盤Bではカップリング曲「愛が止まるまでは」のミュージック・ビデオが収録されたDVDが付属します。

因みにCDが発売された9月9日はSMAPのデビュー記念日であり、この日に新曲が発売されるのは1995年から数えて、約20年ぶりとなります。

秦 基博-「Q & A」

2015年9月8日 Posted by seki

今回は前回の「ひまわりの約束」を手掛けた秦基博の19枚目のシングル「Q&A」です、表題曲は9月12日から公開される映画「天空の蜂」の主題歌です。

原作は「探偵ガリレオ」や「新参者」など多くのヒット作を世に送り出した人気作家、東野圭吾が20年前に書いた作品です。

時は1995年8月8日、軍用の巨大ヘリが奪われ、犯人は「天空の蜂」と名乗り、日本政府に「日本中の原発を全て停止しろ」という脅迫状を出します

燃料切れでヘリが落ちるまでタイムリミットは8時間、しかもヘリには子供が取り残されている。

タイムリミットまでに子供は助け出せるのか、犯人は捕まるのか、ヘリの墜落は阻止できるのか。

そんな手に汗握る映画を飾る主題歌も鋭さを感じさせる一曲となっています、タイトルの様に答えを求めて問いかける様な歌詞にも注目です。

動画サイトでは色あせた荒野で歌うショートバージョンのミュージックビデオが公開されています、今回は最後にカップリング曲も視聴できる仕様です。