Mr.Children-「足音 ~Be Strong」

2016年1月19日 Posted by seki

今回は1月23日に公開される小栗旬主演のドラマと映画「信長協奏曲」の主題歌を紹介します。

これは勉強が苦手な高校生が現代から戦国時代にタイムスリップして、ひょんな事から織田信長に頼まれて入れ替わることになり、信長として生きていく物語です。

ドラマ自体は2014年10月に「フジテレビ開局55周年記念プロジェクト」の一環としてテレビアニメの後に放送され、映画はドラマと同じキャストを迎えて、舞台は「本能寺の変」へ向かいます。

そんな本作を飾る主題歌を手掛けるのは日本を代表する人気バンド「Mr.Children」です。

ドラマサイドから熱烈なオファーを受け、Mr.Childrenの楽曲として初めてのセルフプロデュースされた曲でもあります。

サビの響き渡る鐘の様なメロディが印象的で、歌詞は目の前の道をしっかり踏みしめ、前に進んでいく様な、激動の時代にありながら、未来へと進もうとする主人公をイメージが出来る内容になっています。

因みにシングルは2014年11月19日に発売されました。

ASIAN KUNG-FU GENERATION-「Right Now」

2016年1月12日 Posted by seki

今回は1月6日に発売されたジャニーズ事務所所属のタレント加藤シゲアキが手掛けた小説「ピンクとグレー」の映画の主題歌を紹介します。

原作は子供の頃から仲が良く、青春時代を共に過ごした2人の青年が芸能界という一見すると煌びやかな世界の「光」と「闇」の中でぶつかり、悩み、自分の進むべき道を探す青春小説です。

1月9日公開の映画では、監督と脚本家によってアレンジが加えられ、映画オリジナルの「仕掛け」があるそうです。

そして、主題歌を手掛けたのは日本の4人組ロックバンド「ASIAN KUNG-FU GENERATION」、通称「アジカン」です。

表題曲は映画の為に書き下された一曲で、原作のタイトルに込められた「あいまいな2色の対比」という意味を持つ「ピンク」と「グレー」の単語が歌詞に上手く使われています。

また、取り巻く世界に翻弄されて曖昧になる2人やヒロインの関係、それらの葛藤を連想させる歌詞がバンドの持つ独特のリズムと世界観で色鮮やかに歌われている一曲です。

AI-「ハピネス」

2016年1月5日 Posted by seki

今回は日本で1月15日に公開される、作家マイケル・ボンドが生み出した世界的に有名な児童文学作品「くまのパディントン」の実写映画「パディントン」の主題歌を紹介します。

この物語はロンドンに実在する「パディントン駅」で、ブラウン一家が「このクマをよろしくお願いします」と書かれたラベルを首から下げた不思議なクマに出会う所から始まります。

クマは自分の家を探すために、わざわざペルーからやってきて、それを聞いた一家は駅の名前を付けて、家が見つかるまで住まわせてあげることにしました。

パディントンは慣れない都会に何かと騒動を起こしますが、映画では家族と絆を深めていきます、そんな本作を飾るのが日本の女性歌手「AI」が歌う「ハピネス」です。

表題曲は2011年12月14日に発売され、元々は炭酸飲料水のコマーシャルに起用された曲でもあります。

しかし、軽やかで楽しく、明るい歌詞はトラブルを起こすものの紳士的で愛嬌溢れるパディントンのキャラクターに合っています。

大原櫻子-「キミを忘れないよ」

2015年12月29日 Posted by seki

本日は2015年11月4日に発売され、12月23日から公開されている劇場アニメ「ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年」の挿入歌「キミを忘れないよ」を紹介します。

「ちびまる子ちゃん」は作者のさくらのももこさんの少女時代を描いた作品で、静岡県で暮らす小学3年生の「まる子」こと、さくらももこが家族や友達と一緒に繰り広げる笑いあり、涙ありのコメディです。

今回の映画はアニメ放送25周年を記念して制作された作品で、ある日、クラスメイトの花輪家に世界中から5人の少年少女がやって来て、友情を育むことなります。

サブタイトルになっているイタリアの少年「アンドレア」はまる子の家にホームステイする事になり、特に親しくなります。

そんなアンドレアとの出会いと別れを飾るのが、原作者さくらももこが作詞した今回の表題曲です。

原作者の方が書いた歌詞なので、当然ですがアンドレアとまる子の事を連想できますし、透き通る歌声で紡がれる、少し切なく、寂しさを感じさせながら胸を打つ一曲になっています。

 

絢香-「A Song For You」

2015年12月22日 Posted by seki

本日は12月4日から公開されている劇場アニメ「I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE」の日本語版エンディング曲を紹介します。

「スヌーピー」とはアメリカの漫画家チャールズ・モンロー・シュルツが1950年から連載を始めた漫画「ピーナッツ」に登場するビーグル犬です。

この映画はスヌーピーが経験する冒険を3Dで楽しめ、また漫画の主人公でスヌーピーの飼い主の少年チャーリー・ブラウンの小さな冒険も描かれます。

チャーリーは学校に転校してきた赤毛の女の子に一目惚れしますが、話しかける勇気すらありません。

そんなチャーリーをスヌーピーがサポートしていきます。

そして、肝心のエンディングは「三日月」など、多くのヒット作を世に送り出した女性シンガーソングライターの絢香です。

本作の為に書き下ろされた「A Song For You」は11月18日に配信限定シングルとして発売され、歌詞はスヌーピーとチャーリーの「絆」を表した様な内容になっています。

コブクロ-「未来」

2015年12月15日 Posted by seki

今回は12月16日に発売される、コブクロの27枚目のシングル「未来」を紹介します。

この曲は12月12日に公開された映画「orange」の主題歌になっており、映画公式サイトではコブクロの二人が原作を読んで制作した事を明らかにしています。

この映画は主人公の女の子が高校2年生になった日、10年後の「未来」の自分から届いた手紙を受け取る事から始まります。

「未来」とは明るいイメージもありますが、沢山の選択肢があり、それは枝分かれする木々に似ています。

そんな「未来」をテーマに制作された楽曲は、静かなピアノのメロディから始まり、優しく、けれど少し切なさを感じる歌詞が印象的です。

10年後の主人公が抱える後悔、今の主人公が抱える恋心、好きな人を大事に思う気持ち、それら全てが詰まっているような歌にも感じます。

コブクロのファンには当然ながらオススメですが、今年最後に素敵なバラードが聞きたい方、また記事を読んで少し気になった方は是非とも聞いてみてください。

 

 

 

A応P-「はなまるぴっぴはよいこだけ」

2015年12月8日 Posted by seki

今回は現在放映中のテレビアニメ「おそ松さん」のオープニングテーマを紹介します。

この作品は漫画家の赤塚不二夫生誕80周年を記念して「おそ松くん」のアニメ第三弾に辺り、六つ子が「大人」になったという設定でタイトルも「おそ松さん」になっています。

監督はアニメ「銀魂」の藤田陽一氏、キャラクターデザインには「劇場版ドラえもん」の総作画監督を努めた浅野直之氏が参加しています。

また、声優陣も数多くの作品で活躍する人気声優を起用しており、初の深夜放送で過激なギャグやパロディが展開されつつも「記念作品」に相応しいアニメになっています。

そんなアニメのオープニングを飾るのは日本のアイドルグループ「A応P」、通称「アニメ“勝手に”応援プロジェクト」です。

アニメを愛する女の子がアニメを応援する、名前通りのアイドルユニットで、タイアップしたアニメは「おそ松さん」が初となります。

曲は覚えやすいリズムながら独特の歌詞で構成されており、一度聞けばクセになります。

 

Linked Horizon(リンクトホライズン)-「青春は花火のように」

2015年12月1日 Posted by seki

今回は漫画、アニメ、実写映画だけでなく数多くの派生作品が生まれた人気作品「進撃の巨人」のスピンオフ作品「進撃!巨人中学校」の主題歌を紹介します。

この曲は10月5日にシングルではなく、音楽ダウンロードサイトにて配信という形で発売されています。

この曲を手がけるのは「Linked Horizon」という日本の音楽ユニットです。

このユニットはサウンドクリエイターである「Revo」を中心に、幻想的な楽曲を手掛ける「Sound Horizon(サウンドホライズン)」のタイアップ用の別名義ユニットです。

そして、このユニットは2013年に放送されたテレビアニメ「進撃の巨人」の主題歌「紅蓮の弓矢」を筆頭に、劇場版アニメの主題歌も手掛けるなど、最も原作に関わりがあります。

肝心の楽曲は代表作「紅蓮の弓矢」に歌詞こそ違いますが、リズムが似ており、しかも曲中に「スピンオフ」とハッキリ言っている箇所があります。

正に「スピンオフ作品」に相応しい曲になっています。

KANA-BOON-「talking」

2015年11月24日 Posted by seki

今回はブログで何度目かの登場となるKANA-BOONが歌う、フジテレビ系テレビアニメ「すべてがFになる」のオープニング「talking」を紹介します。

この曲はKANA-BOONが2013年に発売したインディーズシングル「口をとざして」に収録されていた同じタイトルのリメイクになっています。

タイトルの「talking」とはコミュニケーションをする「口」をテーマに製作されたそうで、軽快なリズムと共に紡がれる歌詞は女性に想いを寄せる男性を描いた内容になっています。

リメイクとは思えない作品の独特の世界観に合っており、アニメだけでなく、原作小説やドラマを見た後でも楽しめる一曲です。

また、この曲は関西出身の男女ツインヴォーカルの日本のロックバンド「シナリオアート」が歌うエンディングも収録されたシングルとして11月11日に発売されたました。

ミュージックビデオでは演奏シーンに互いのメンバーが出演しており、世界観を共有しているという面白い構成になっています。

乃木坂46-「今、話したい誰かがいる」

2015年11月17日 Posted by seki

今回は日本の人気女性アイドルグループ「乃木坂46」の13作目のシングルの表題曲を紹介します。

10月28日に発売され、作詞はAKB48でもお馴染みの秋元康さんが担当されており、この曲は9月19日に公開されたアニメ映画「心が叫びたがってるんだ。」の主題歌でもあります。

その歌詞は色々な事情を抱える映画の登場人物達をイメージさせながら、恋愛のもどかしさを表現している様な内容です。

また、この曲は映画だけでなく、JR東日本ウォータービジネスの飲料水「From AQUA」のコラボキャンペーンのCMソングにも使われ、イメージキャラクターとして乃木坂46が起用されてCMに出ています。

動画サイト「YouTube」では乃木坂46の公式チャンネルにて、ミュージックビデオのショートバージョンが公開されています。

しかも、内容が映画と繋がる様なストーリー仕立てになっており、耳の聞こえない女子大生が手話を通じて、ダンススクールの生徒達と交流を持って、ダンス大会を目指すのです。