Earth, Wind & Fire – September

2014年12月9日 Posted by seki

今回は、Earth, Wind & Fireの「September」をご紹介します。

テレビ、ラジオ、映画など、とにかく様々なメディアで使用されていることから、一度は聴いたことがある人も多いかもしれません。

1978年にリリースされたこの曲はディスコナンバーを代表するような曲で、日本でも本国アメリカに勝るとも劣らない勢いで人気だったといわれていますね。

近年ではフランス映画「最強のふたり」のオープニングクレジットでも印象的に使われ、改めて知らない世代の方の耳にも響いたと思われます。

そんな経緯があるこの曲「September」ですが、2014年10月にタイトルを「December」として再リリースされています。

ボーカル部分はすべて新録で、コーラスの「Dancing in September」の部分が「Dancing in December」になっているなど、面白い仕掛けがなされているリミックスなので是非チェックしてみてください。

My Chemical Romance – Na Na Na

2014年12月2日 Posted by seki

今回は、My Chemical Romance(マイ・ケミカル・ロマンス)の「Na Na Na (Na Na Na Na Na Na Na Na Na)」をご紹介します。

本国アメリカではエモ・ブームの立役者として有名なMy Chemical Romanceですが、

この曲が収録されているアルバム『Danger Days: The True Lives Of The Fabulous Killjoys』はよりロック色が前面に出た作風になっています。

前作「The Black Parade」が一つの物語を描くようなコンセプチュアルなアルバムだったのに対し、

本作は一曲一曲が独立したスタイルを持っている印象に。

ボーカルのジェラルド・ウェイは過去にアニメーターとして活動していたことがあり、バンドの活動休止後はコミックを執筆するなどマルチな才能を発揮しています。

この曲のミュージック・ビデオは視覚的にも面白い試みとなっており、彼の作家性が垣間見えるプロジェクトだといえるのではないでしょうか。

NRKTK – Boombastic

2014年11月25日 Posted by seki

今回は、ロシアで活動していたエレクトロ・ポップバンドNRKTKの「Boombastic」をご紹介します。

NRKTKは元々Narkotiki(ロシア語で麻薬の意味)という名前で活動していて、数枚のEPを経た後、

これまでに2枚のスタジオ・アルバムをリリースしています。

本国ロシアでも若者を中心に人気だったのですが、2013年に惜しまれつつも解散。

レトロなゲームサウンドを彷彿とさせるチープな打ち込み音と楽器の生音が重なり、

どこか懐かしさを感じさせるような音楽性という点が一番の特徴です。

この「Boombastic」が収録されているアルバム『Planet Love』からは、

「Playstation」といった楽曲もNRKTKらしさが溢れていると思います。

ボーカルのAndreyはAndrey Flakonkishochkiという名前でイラストレーターとして活動しており、

自身でNRKTKのアルバムのアートワークも手掛け、解散後もイラストを主軸にして活動を続けているようです。

Elliott Smith – Needle in the Hay

2014年11月18日 Posted by seki

今回は米国のシンガーソングライター、Elliott Smithの「Needle in the Hay」をご紹介します。

Elliott Smith(エリオット・スミス)は映画『グッド・ウィル・ハンティング』に「Angela」など数曲を提供し、90年代に一躍スターになりました。

その後も安定したヒットを飛ばしていくものの、2003年に不可解な死を遂げ、直前にレコーディングしていた6枚目のアルバム『From A Basement On The Hill』は彼の死後にリリース。

この「Needle in the Hay」はエリオット・スミス特有のダークな雰囲気、囁くようなボーカルが印象的な楽曲です。

2001年の映画『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』でも印象的に使われ、劇中のワンシーンにマッチした歌詞も注目のポイントになっています。

「Needle in the Hay」はKill Rock Starsからシングルとしてリリースされており、Amazon、iTunesでダウンロード購入が可能です。

Mac Demarco Passing out Pierces

2014年11月14日 Posted by seki

今回は、Mac Demarcoの「Passing Out Pieces」をご紹介します。

Mac Demarcoの特徴といえば、甘い歌い方とヨレヨレのギターが重なり、まるで夢を見ているかのような感覚にさせられる音楽性でしょう。

この「Passing Out Pieces」が収録されているアルバム「Salad Days」に収録されている曲は、終始彼が囁くような声で歌い、テンポも遅いものばかり。

これは1年以上に渡ってツアーを続けていた彼が、疲弊のために全体的にスローな曲が多くなったというのが理由なのだとか。

Salad Days(青春時代)というタイトルの通り、これまでの彼の人生を振り返った自省的な楽曲が多く、

特に「Chamber of Reflection」はスローなテンポに乗せて繰り出される内面に迫った歌詞が耳に残るものになっています。

疲れ切ったMac Demarcoの歌声はこちらの疲れまで癒してくれるかのようであり、何回でも聴き直したくなるような珠玉の曲が揃っています。

King Tuff – Bad Thing

2014年11月11日 Posted by seki

今回は、King Tuffの「Bad Thing」をご紹介します。

King Tuff(キング・タフ)はアメリカで結成されたインディー・ロックバンドで、有名インディーレーベルのSub Popレコードに所属し

ていることで知られています。

Kyle Thomas、Magic Jake、Garett Goddardの3人からなるバンドで、2006年から数枚のアルバムをリリース。

中でも2012年にリリースされたアルバムの「King Tuff」に収録されているこの曲「Bad Thing」はヒットを記録し、Sub Popのリスナ

ーやインディー音楽ファンから注目を集める理由にもなりました。

「Bad Thing」は軽やかなギターのサウンドとボーカルのKyle Thomasの独特な声が合わさり、アルバムの中でも最も聴きやすいナンバ

ーという印象です。

「Bad Thing」はサードアルバム「King Tuff」に収録されています。

Weezer – Eulogy For A Rock Band

2014年11月5日 Posted by seki

今回は、Weezerの「Eulogy For A Rock Band」をご紹介します。

10月に前作「Hurley」から実に4年ぶりとなるスタジオ・アルバムである、『Everything Will Be Alright In The End』がリリース。

『グリーン・アルバム』などに参加したリック・オケイセックがプロデュースを行っていることもあってか、Weezer初期の音楽性に原点回帰したパワー・ポップ色の強い一枚に。

この「Eulogy For A Rock Band」をはじめ、2ndアルバム『Pinkerton』の「The Good Life」や「El Scorcho」のような何回でも聴きたくなる曲が揃っており、昔からの根強いファンにも好評のようです。

「Eulogy For A Rock Band」はアルバム『Everything Will Be Alright In The End』に収録されています。

Flume – The Greatest View

2014年10月29日 Posted by seki

今回は、Flumeの「The Greatest View」をご紹介します。

Flume(フルーム)はニュージーランド出身のDJ、音楽プロデューサー。

「The Greatest View」はThe Preaturesというバンドでボーカルを務めているIsabella Manfrediが参加しており、曲自体は2013年11月に公開。

今回改めてゲーム『Assassin’s Creed Unity』とコラボし、現在再び話題になっています。

これまでにもLordeの「Everybody Wants To Rule The World」、Woodkidの「The Golden Age」など、

多くの著名アーティストの楽曲がフィーチャーされてきた『Assassin’s Creed Unity』ですが、

Flumeの「The Greatest View」が先週公開された最新TVスポットに使用されています。

「The Greatest View」はFlumeのSoundCloud上で公開されています。

OK Go – I Won’t Let You Down

2014年10月28日 Posted by seki

今回ご紹介するのは、OK Goの「I Won’t Let You Down」です。

OK Go(オーケー・ゴー)はアメリカのオルタナティブ・ロックバンド。

彼らのアイデアに富んだミュージックビデオは公開される毎に話題になり、今回、新曲である「I Won’t Let You Down」のMVが公開されました。

このMVは日本を舞台に2000名以上のエキストラが出演、ワンカットで撮影されたというかなりの大作です。

これまでPerfumeのミュージックビデオを手掛けてきた関和亮(せき かずひろ)氏が監督を務めており、映像の冒頭にはPerfumeの3人も出演。

また、自動車メーカーのホンダともコラボしており、冒頭はOK Goの4人がUNI-CUBに乗って登場、

最後は2000人が持つ傘が電光掲示板のように動くという、まさに驚異的な映像に仕上がっています。

「I Won’t Let You Down」はOk Goの最新アルバム『Hungry Ghosts』に収録されています。

Troy Baker – What We Lost in the Fire

2014年10月27日 Posted by seki

今回は、Troy Bakerの「What We Lost in the Fire」をご紹介します。

Troy Baker(トロイ・ベイカー)は米国で活動中の声優・俳優で、アニメの声優経験を経て現在では主にゲームで活躍しています。

今年9月に公式Twitterアカウントでアルバムのリリースが予告され、翌月にアルバム『Sitting in the Fire』がリリース。

彼は過去にバンドのボーカルを務めていた経験があるとのことで、今回のファーストアルバムのリリースは念願叶っての音楽活動の第一歩ということに。

海外では抜群の演技力で知られているTroy Bakerですが、ファンの間では歌声も素晴らしいとインターネット上で話題になっています。

「What We Lost in the Fire」はiTunes、Amazonで配信中のアルバム『Sitting in the Fire』に収録されています。