Honey Claws – Bone Hollow

2014年4月20日 Posted by seki

今回は、Honey Clawsの「Bone Hollow」という曲をご紹介します。

Honey Clawsは、テキサス州オースティン出身の、エレクトロ/ヒップホップグループです。

「Bone Hollow」は、Honey Clawsの曲の中でもかなりダークな部類であり、

それだけに強く印象に残る一曲でしょう。

ひたすら繰り返すバックトラックと、ほとんど抑揚のないリリックの奔流が全体を通して続きます。

こちらの曲は、タイトルもずばり「Honey Claws」と、セルフタイトルアルバムの中に収録されています。

この曲のように畳み掛けるようなヒップホップのタイトルは、「E-Sticker」や「Digital Animal」などがあります。

「Honey Claws」は、Amazonでも1500円でフルアルバムをダウンロードすることが可能ですし、

一曲のみでも150円からダウンロード可能です。

Foster the People – Nevermind

2014年4月17日 Posted by seki

今回は、Foster the Peopleの「Nevermind」という曲をご紹介します。

Foster the Peopleは、アメリカカリフォルニア州ロサンゼルス出身のインディー・ポップバンド。

彼らの最新アルバム、「Supermodel」に収録されたうちの一曲が、「Nevermind」です。

Foster the Peopleの特徴として、不思議なやわらかさを持ったボーカルと、

そして淡々とメッセージ性の強い歌詞を展開していくことがあげられます。

そんな中でこの曲は、持ち前のエレクトロポップも控えめに、シックな雰囲気に仕上がっています。

Never mind what you’re looking for
You’ll always find what you’re looking for
Sometimes it’s blinding in the race
But I’ll be here smiling when I see your face

諭すような、諦めさせるようなボーカルと、時折混じるアコースティックなサウンドが心地よい一曲です。

Carpenter Brut – Escape From Midwitch Valley

2014年4月14日 Posted by seki

今回は、Carpenter Brutの「Escape From Midwitch Valley」という曲をご紹介します。

Carpenter Brutは、エレクトロ・ミュージックのコンポーザーです。

Soundcloudや、その他の音源配信サービスで活動を行っており、

ハードなサウンドを特徴とするエレクトロジャンルの音楽を製作しています。

そしてこの「Escape From Midwitch Valley」という曲は、

昨今一部のゲーマーの間で人気となっているインディーズゲーム、

「Hotline Miami2: Wrong Number」の最新予告トレイラーに一部が抜粋されて使用されました。

ゲームの持つバイオレンスなイメージと、Escape From Midwitch Valleyがかもしだすダークな一面が見事に融合しています。

Hotline Miamiといえば、ドット絵風のチープな画面でありながら、

作曲家陣に実力のあるエレクトロミュージシャンたちを招き、独特の魅力を獲得しています。

その続編の最新映像に採用されたCarpenter Brutの音楽も、見事にその魅力を後押ししているといえるでしょう。

Pixel – 迷宮ファイト

2014年4月13日 Posted by seki

今回は、Pixelの「迷宮ファイト」という曲を紹介します。

こちらの曲は、「洞窟物語」というゲームのサウンドトラックのうちの一曲となっています。

「洞窟物語」は、ドット絵が特徴的な横スクロール・アクションゲームで、

日本人によって開発されたゲームなのですが、海外でも非常に高い評価を獲得しています。

さらに、こちらのゲームはグラフィックからゲーム部分から、そして音楽までを、なんと同じ人物が手がけてしまったということにも特徴があります。

洞窟物語の音楽も、ドット絵に感じるのと同じような、「ファミコン愛」を強く感じられる、8bitサウンドとなっています。

昨今ではプロのアーティストたちが、8bit音楽を製作していることも多くなってきているようですが、

そういったものの中でも、遜色のないレベルの高い楽曲となっています。

この「迷宮ファイト」は、作中の中でもかなり盛り上がりを見せる場面で流れる曲であり、

ゲームをプレイした人にとってはさらに思いいれも深い一曲となるでしょう。

The Gaslight Anthem – Casanova, Baby!

2014年4月12日 Posted by seki

The Gaslight Anthem – Casanova, Baby!

今回は、The Gaslight Anthemの「Casanova, Baby!」という曲を紹介します。

The Gaslight Anthemは、アメリカのニュージャージー州ニューブランズウィックにて結成されたバンドです。

ジャンルはパンク・ロックを特徴とし、現代的な音楽とは少し違ったテイストの、

どこか懐かしいサウンドを特徴としています。

曲を少し聞いただけでは、一昔のバンドなのではないかと思ってしまうようなサウンドのものが多いのですが、結成自体は2006年です。

しかし、それは古臭いというわけではなく、あくまで「懐かしさ」を感じさせてくれる音楽なのです。

I’ll do the very best I can
Boy, I still wanna be your man
I’m still these nervous feet and heart of stone
Forget this dead mans town, I’ll take you home

日本においての、90年代なかばごろのバンド・サウンドにも、近しいものを感じられるかと思います。

ProleteR – April showers

2014年4月9日 Posted by seki

今回は、ProleteRの「April showers」という曲を紹介したいと思います。

ProleteRは、フランスのヒップホップミュージックプロデューサー/リミキサーです。

日本においては、日本語のアーティストページが存在しないことからも知名度は高くないかと思われます。

メインはヒップホップというジャンルなのですが、それと同時に、

ジャズのような楽曲にヒップホップのボーカルを載せていく、

マッシュアップ形式の曲も特徴的です。

フランク・シナトラの曲をフィーチャーしたマッシュアップも発表しており、

幅広い音楽性を感じることができます。

ProleteRは、音楽SNSであるSoundCloudでも活動を行っており、

そちらでも楽曲を聞くことができます。

興味のある方はぜひ覗いてみてください。

ちなみにタイトルである「April showers」とは、

「April showers bring May flowers(四月の雨は五月の花を咲かせる)」ということわざから引用されており、

「April showers」のトラックにボーカルを乗せた曲は、「May flowers」というタイトルになっています。

核P-MODEL – гипноза (Gipnoza)

2014年4月8日 Posted by seki

今回は、核P-MODELの「гипноза (Gipnoza)」という曲をご紹介します。

核P-MODELとは、平沢進「のみ」を中心として結成された、ソロプロジェクトの名称です。

平沢進というアーティストは、「P-MODEL」というバンドで活動をしており、

その続編的プロジェクトとして作品を発表しています。

といっても、核P-MODEL名義でのアルバムリリースは二枚のみで、

その第一弾「ビストロン」は2004年に、そして新作である「Гипноза(ギプノザ)」が、

2013年11月にリリースされたのです。

核P-MODEL、そして平沢進らしい、一度聞いただけでは内容をほとんど理解できないような歌詞、

それでいてなぜかメッセージ性の強い音楽が、近作でも遺憾なく発揮されています。

核P-MODELは、テクノサウンドに重きを置いていますので、テクノが好きな人にもおすすめです。

新作の一曲目を飾るこの「гипноза (Gipnoza)」は、冒頭からハードなテクノサウンドが展開されます。

それによって、平沢進名義の楽曲とはかなり気色が違う作品になっているのだと、一瞬で理解させられます。

Celldweller – Blackstar

2014年4月6日 Posted by seki

今回は、Celldwellerの「Blackstar」という曲を紹介します。

Celldwellerは、アメリカ・デトロイトを拠点に活動するソロ・プロジェクトです。

ハードなエレクトロニックサウンドを特徴としており、インダストリアルな音楽に重きを置いています。

畳み掛けるようなサウンドと勢いのあるヴォーカルが人気を博し、

映画やゲームなどのトレイラー映像でも使用されることが多くなっているようです。

さらには、「Soundtrack for the Voices in My Head」というアルバムをリリースした際は、

このアルバムの楽曲はゲームや映画などの挿入曲として使用されることを想定していたといいます。

There’s no way to persuade them to give up their crusade
They’ve come to grant the wish you should have never made
Sing Hallelujah because you can’t change anything

ハードなサウンドで気分を盛り上げたいときには、ぴったりの一曲です。

Capital Cities – Safe And Sound

2014年4月4日 Posted by seki

今回は、Capital Citiesの「Safe And Sound」という曲をご紹介します。

Capital Citiesは、アメリカのロサンゼルス出身のエレクトロ・ポップ・ロック・デュオ。

耳にすればすぐにはっきりとわかる、現代風のエレクトロサウンドが特徴の彼ら。

2010年に最初のシングル、「Beginnings」を発表し、

2011年になって発表されたシングルが、この「Safe and Sound」でした。

I could lift you up
I could show you what you wanna see
And take you where you wanna be

You could be my luck
Even if the sky is falling down
I know that we’ll be safe and sound

ミュージックビデオは、オペラを舞台にしたようなハイセンスな映像作品としても楽しめます。

Combichrist – How Old Is Your Soul?

2014年4月3日 Posted by seki

今回は、Combichristの「How Old Is Your Soul?」という曲を紹介します。

Combichristは、アメリカを中心に活動する、「アグロテック」というジャンルを特徴にするバンドです。

日本においてCombichristは、カプコンから2013年1月に発売された、「DmC」というゲームによって知られることになりました。

彼らはこちらのゲームの挿入歌をいくつも担当しており、そのハードなサウンドの印象でプレイヤーに強く刺激を与えました。

このDmCをフィーチャーしたCombichristのアルバムも発売されており、それが実質日本での彼らのデビューアルバムとなります。

Even at the gates of hell
Not forgotten, no regrets
It’s in our hands but all for nothing
Oh say it’s inside of me

スタイリッシュなゲームをさらに盛り上げるために、Combichristの音楽は間違いなく一役勝っていたといえるでしょう。