Robin Thicke – Blurred Lines

2014年6月23日 Posted by seki

今回は、Robin Thickeの「Blurred Lines」をご紹介します。

2013年に発表された楽曲であり、ロビン・シックにとっての代表曲となりました。

PVはその内容から様々な批判を集めたものの、世界的に大ヒット。

YouTubeではExplicitバージョンが一般向けに公開されていたものの、最終的には年齢制限付きの限定公開になっています。

この曲でロビン・シックはプロデューサー・シンガーのファレル・ウィリアムス、ラッパーのT.I.とコラボレーション。

また、マーヴィン・ゲイ(Marvin Gaye)の1977年の楽曲「Got To Give It Up」を盗用しているということから、マーヴィン・ゲイの家族、音楽レーベルが訴訟を起こすといった騒ぎも。

訴訟に対してはファレル・ウィリアムスが反論しており、ロビン・シックとこの曲に関しての問題が数多く起きたことで様々な意味で話題性は抜群だったといえるでしょう。

Arcade Fire – We Exist

2014年6月21日 Posted by seki

今回は、Arcade Fireの「We Exist」をご紹介します。

アーケイド・ファイア(Arcade Fire)はカナダを拠点に活動しているロックバンド。

ポップなサウンドと独特の世界観を持った歌詞が評価され、今では世界中でパフォーマンスを行っています。

5月に公開されたPVは『アメイジング・スパイダーマン』といった映画で有名な俳優のアンドリュー・ガーフィルドが

頭を剃り、ウィッグを被って女装した姿を見せるというメッセージ性の強いもの。

YouTubeでは既に200万回以上再生されており、批評家達からも様々な反応が。

尚、このPVの後半部分はコーチェラ・フェスティバルのライブアクト中に撮影されたもので、本物の観客を前にPVの撮影が行われていたようです。

公開されるや否や至る所で議論を巻き起こしているものの、好意的に受け取っているリスナーも多い様子。

この「We Exist」は2013年のアルバム「Reflektor」に収録されています。

Lorde – Everybody Wants To Rule The World

2014年6月15日 Posted by seki

今回は、Lordeの「Everybody Wants To Rule The World」という曲を紹介します。

こちらの曲は、Tears For Fearsの「Everybody Wants To Rule The World」という同名の曲のカバーとなっています。

人気ゲームシリーズである「アサシンクリード」の、最新作の予告編として公開された映像の中に、こちらのLorde版が使用されました。

さらに、Lorde版は「ハンガーゲーム」という映画にも、この曲を提供しています。

Lordeは女性ですが、もともと中性的で特徴のある声をしているうえ、

このEverybody Wants To Rule The Worldでは、何も知らずに聞いただけでは男性かと思うほど、特に低い声でのパフォーマンスとなっています。

「アサシンクリード」は歴史の裏側で活躍していた暗殺者たちを主人公として描いた作品ですが、

最新作では特に市民革命がテーマとなっており、この曲の中で繰り返し歌われている、

世界に規範を求めること、そしてそれを人民が求めていることは、

まさしく今回の「アサシンクリード」のテーマにもぴったりと合致しているといえるでしょう。

Ellen Mclain – Want You Gone

2014年6月8日 Posted by seki

今回は、Ellen Mclainの「Want You Gone」をご紹介します。

この曲は2007年にに発売されたゲーム「Portal」の直接的な続編である「Portal 2」のエンディングテーマとして使用され、

こちらも「Still Alive」と同じくゲームをプレイしたユーザーの間で大きな話題となりました。

Ellen Mclainはこの曲でも前作同様ゲーム内のキャラクターGLaDOSとして歌っており、「Still Alive」と比べると

曲調はより派手で明るめなものに。

「Portal 2」では前作での数々の謎が明らかになるため、この曲「Want You Gone」の歌詞もゲームをクリアした

プレイヤーであれば感動できるものになっているのです。

余談ですが、Ellen Mclainは2013年の映画「パシフィック・リム」でも人工知能役というGLaDOSと同じような役柄で出演を

果たし話題を呼んでいました。

Ellen Mclain – Still Alive

2014年6月7日 Posted by seki

今回は、Ellen Mclainの「Still Alive」をご紹介します。

この曲は2007年発売のアクションパズルゲーム「Portal」のエンディングテーマとして使用され、インターネットを通じて

一気に話題になりました。

歌っているEllen Mclainはゲーム内でGLaDOSのボイスアクターを担当しており、この曲はGLaDOSから

ゲームのプレイヤーに向けてのメッセージにもなっているのです。

曲調自体は心地の良いエレクトロ・ミュージックという印象ですが、歌詞は曲名の「Still Alive(生き続ける)」が

淡々と投げかけられるだけ。

And believe me I am still alive

I’m doing Science and I’m still alive

I feel FANTASTIC and I’m still alive

これらはGLaDOSのキャラクター視点でのメッセージになっているため、最初から最後までゲームを通して

クリアすれば意味がわかるようになる仕掛けです。

Nico – These Days

2014年6月4日 Posted by seki

今回紹介させていただくのはNicoの「These Days」です。

ドイツ出身の歌手、ニコはアメリカのバンドのヴェルヴェット・アンダーグラウンドに参加するも一つのアルバムを完成させた後に脱退。

バンドに参加して製作したアルバム「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコ」は

当時こそ評価を受けてはいなかったものの、現在では名盤として知られています。

1967年にはアメリカのシンガーソング・ライター、ジャクソン・ブラウンがニコに楽曲提供を行ったのがきっかけとなり、

初のアルバム「チェルシー・ガール」に収録されることに。

2001年の映画「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」でも印象的に使用され、映画の大ヒットにより広く知られるように

なりました。

また、2006年にはイギリスのラッパーAkira the Donがこの「These Days」をサンプリングして

「Oh! (What A Glorious Thing)」という楽曲を製作しています。

The Clash – I Fought the Law

2014年6月3日 Posted by seki

今回はThe Clashの「I Fought the Law」をご紹介します。

The Clashはイギリス出身のパンクロック・バンドであり、主に70年代から80年代にかけて活躍していました。

この楽曲「I Fought the Law」は1966年にアメリカのソニー・カーティスというシンガーソングライターによって

発表され、その後アメリカのバンド、ボビー・フラー・フォーによってカバー。

以降はこのThe Clashのカバー・バージョンや、アメリカ合衆国カリフォルニア州のバンド、グリーン・デイも

2004年にカバーを行うなど複数のアーティストによってカバーされている楽曲でもあります。

最近ではThe Clashによるカバー・バージョンが映画「ロボコップ(2014)」のエンディングテーマとして使用され、

歌詞のI fought the law and the law won(法と戦ったけれど、法が勝った)というフレーズがより強調される形になっています。

Avril Lavigne – Hello Kitty

2014年6月2日 Posted by seki

今回は、Avril Lavigneの「Hello Kitty」をご紹介します。

2000年代初頭から活躍しているカナダ出身のシンガーソングライターで、「Sk8ter Boi」や「Let Go」などの

曲が大ヒットを記録し現在では実力派アーティストとして認められています。

「Girlfirend」といった楽曲では各国の言語で歌っており、その中には日本語も含まれていました。

そして日本好きを公言しているアヴリルが2014年に発表したこの「Hello Kitty」は、ハローキティと日本をテーマにした楽曲。

YouTube上で公開されているミュージックビデオも全編原宿で撮影されるなど、徹底した日本好きをアピールする

曲になっていると言えるでしょう。

しかしながら、日本では好意的にみられているものの、アメリカでは「カワイイ」を誇張しすぎているといった理由で

人種差別的と批判されてしまう結果に。

また曲調自体もEDMに近く、元々はパンクロックがきっかけとなりヒットしたアヴリルの最近の楽曲性なども賛否両論の理由になっているようです。

Nirvana – Heart Shaped Box

2014年5月31日 Posted by seki

今回は、Nirvanaの「Heart Shaped Box」をご紹介します。

リード・ボーカルのカート・コバーンの自殺などで日本でも有名なこのバンドですが、この楽曲は

ニルヴァーナの最後のアルバム「イン・ユーテロ」に収録されています。

ニルヴァーナは活動を開始した初期にサブ・ポップレコードを契約し、世界中で大ヒット。

日本でも根強いファンを獲得するほどの大人気パンクロック・バンドに成り上がっていきました。

また、この「Heart Shaped Box」は2014年発売のゲーム「inFAMOUS Second Son」のテーマソングとして使われ、

こちらはDead Saraというアーティストが同じ曲名でカバー。

ゲームはサブ・ポップレコード本社があるワシントン州シアトルを舞台にしているため、シアトルに馴染みのある

楽曲を使用することに。

ゲーム内で再現されているシアトルでは、実際にサブ・ポップレコードの建物も確認することが可能です。

Badfinger – Baby Blue

2014年5月28日 Posted by seki

今回は、Badfingerの「Baby Blue」をご紹介します。

バッドフィンガーは主に70年代に世界中で人気を博したイギリス出身のロックバンド。

このバッドフィンガーの楽曲「Baby Blue」は1972年に発表され、多くのリスナーを獲得していました。

しかし、2013年9月に突然この曲が再び大ヒット。

バッドフィンガー自体は80年代に活動を中止しており、このような形でのリバイバル・ヒットは誰も予測していなかったようです。

実は海外ドラマ「ブレイキング・バッド」の最終回で使われたことがきっかけとなり、ドラマを観ていた層が放送終了後に

一斉に楽曲を購入。

ビルボードのシングル・チャート100では見事14位にランクインし、結果的にバンドを知らない年齢層の若者もこのドラマからこのバンドを知ることになったようです。

この曲自体はディクシーという女性に対してのラブソングになっているのですが、ドラマ「ブレイキング・バッド」の

最終回では曲名の「Baby Blue」になぞった使われ方をしています。