Favored Nations – The Set Up

2014年2月21日 Posted by seki

今回はFavored Nationsの「The Set Up」を紹介させていだきます。

ゲーム「Grand Theft Auto 5」でフィーチャーされた曲で、劇中のとある場面で流れたことで海外ゲーマーの間で話題に。

Oh it’s a setup it’s a setup it’s a setup there’s a traitor there’s a mole it’s a peacetime overthrow down

bound to break you, get you beat no no we won’t won’t fall we got to get underground

「罠が仕掛けられてる 俺たちは罠にはハマらない 調和を乱す裏切り者がいる 必ず見つけ出す 俺たちは隠れなきゃならない

この曲はゲーム中のラジオでも聴くことが可能であり、ゲームの主人公たちの気持ちを代弁するかのような歌詞によって、

人気を獲得できたようです。

Jake Kaufman – Turbonugget

2014年2月18日 Posted by seki

今回はJake Kaufmanの「Turbonugget」という曲をご紹介します。

Jake Kaufmanは、Virtという名前でも知られるアーティストで、

Virt名義のほうでは主に「ファミコンサウンド」といわれる、8bit系の曲を製作しています。

このTurbonuggetは、Jake Kaufmanによるアルバム、「Choice Nuggets」を代表する一曲といえるでしょう。

8bit系楽曲のほうでも主に明るいポップな曲調の中に、昔懐かしいサウンドを覗かせるのが特徴のJake Kaufmanですが、

こちらは「ファミコンサウンド」ではないまでも、ファミコン音源的な懐かしさを、現在の音使いで表現しているという印象があります。

Jake Kaufmanはやはり親日家らしく、日本のゲームソフトなどにも原曲アレンジという形でサウンドに参加することが多くあります。

もしかしたら、どこかで知らずのうちに彼の音楽を耳にしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

Skrillex – Bangrang

2014年2月15日 Posted by seki

今回紹介させていただく曲はSkrillexの「Bangrang」です。

Skirellexは2012年に大流行したダブステップ、ブロステップといった音楽を牽引するようなアーティストで、

実質ブロステップブームに火をつけたのはSkrillexが2010年に発表した「Scary Monsters and Nice Sprites」なのです。

そして2011年の終わりに発表された「Bangrang」も大ヒットを記録。

日本でも何度かライブを行い、普段激しいダンスミュージックを聴かないといった層からも支持を集めました。

「Bangrang」は彼の代表曲である「Scary Monsters and Nice Sprites」の激しさを更に増したような楽曲で、

今でもその完成度の高さからリスナーが多い曲です。

今ではSkrillexの音楽性を参考にした新人アーティストも多くなったため、今一度原点といっても過言ではないSkirillexの楽曲に耳を傾けてはいかがでしょうか。

Kavinsky – Nightcall

2014年2月14日 Posted by seki

今回はKavinskyの「Nightcall」を紹介させていただきます。

Kavinskyはフレンチ・ハウスと呼ばれるダンスミュージックを手掛けているアーティストで、

彼の音楽性は1980年代のエレクトロポップから強い影響を受けています。

ダフト・パンクといったアーティストと比較されることも多いKavinskyですが、

着々とファンを増やし続け今では人気DJの仲間入りを果たしました。

その中でも最も注目を集めたのがこの「Nightcall」で、

2011年の映画「ドライヴ」のオープニングに使われたことが人気に火をつける形となり、大ヒット。

打ち込みを多用したり、やはり1980年代風の懐かしい曲調なのですが、

映画の世界観に合っているという理由から脚本家が監督に勧め、映画のオープニングに採用されたという経緯があります。

その判断は結果的に観客にも良い方向に働いたようで、

「ドライヴ」の公開に合わせてリリースされたこの曲もカルト的人気を誇っているのです。

FIDLAR – Max Can’t Surf

2014年2月13日 Posted by seki

今回紹介させていただくのはFIDLARの「Max Can’t Surf」です。

彼らはカリフォルニア・ロサンゼルス出身、2009年に結成された新人バンド。

友達とパーティーを続けている内に成り行きで結成された、というエピソードからもわかる通り勢いと適当さが特徴と言える

でしょう。

音楽性はサーフミュージックやスケートパンクなどをミックスさせており、そこに日常に起きた些細な出来事を歌詞に乗せる

というもの。

「Max Can’t Surf」も彼らのスタイルがわかりやすく反映されている曲で、明るい曲調でドラムス担当のMax Kuehnについて

ダラダラと語っているだけ。

それでも彼らはサマーソニック2013に出演したという経歴があり、中身のない歌詞がリスナーの共感を集めて大ヒットしてい

るのも面白いポイントです。

考えさせられるような歌詞やメッセージといったものとは無縁だからこそ、聴いていて気持ちのいい曲を生み出せるのかもし

れません。

Half Moon Run – Full Circle

2014年2月13日 Posted by seki

今回はHalf Moon Runの「Full Circle」という曲をご紹介します。

Half Moon Runは、カナダ出身のインディー・ロックバンドで、

2010年から活動を始めた新進気鋭のバンドといえるでしょう。

そのデビューアルバムである「Dark Eyes」の一曲目に収録されているのが、

こちらの「Full Circle」になります。

アコースティックなサウンドと語りかけるようなボーカルが、物悲しい雰囲気をたたえています。

こちらの曲は、人気シリーズのアクションゲームである「アサシンクリード4」の予告編にも使われていました。

アサシンクリード4はカリブ海を舞台にして海賊を描く作品ですが、

大海へ出て行く先も後ろも水に囲まれた孤独なさまを、

Half Moon Runの生み出す切なげな世界観と重ねたのかもしれません。

このアサシンクリード4の予告編も、Half Moon Run自身によるPVも、素晴らしい映像作品に仕上がっています。

Cake – Tougher Than It Is

2014年2月12日 Posted by seki

今回紹介させていただくのはカリフォルニア、サクラメント出身のバンドCakeの「Tougher Than It Is」です。

Cakeは90年代前半から地道に活動を続けてきたバンドで、彼らの音楽性は様々な要素から成り立っているためただのロックバンド、というわけではありません。

ロックやファンク、フォークソングなどがごちゃまぜになり、トランペットなどを多用してCakeだけの音楽を作っていると言えるでしょう。

「Tougher Than It Is」では下手に努力せずに、ありのままの自分でいることの素晴らしさが歌われているのです。

皆は人生を複雑にしすぎてしまう― 歌詞にある通り、そんなメッセージをCakeなりのヒネりを加えた曲にし、

ファンの間でもかなりの人気曲として認知されるようになりました。

彼らは20年近く活動を続けていても、まったく変わらない独自のスタイルを貫き通しているバンドなのです。

この曲も彼らのスタイルをそのまま反映させたもので、聴いているだけでリラックスできるような曲です。

Honey Claws – Vf Trapocket

2014年2月12日 Posted by seki

今回は、Honey Clawsの「Vf Trapocket」という曲を紹介します。

Honey Clawsは、テキサス州オースティン出身の、エレクトロ/ヒップホップグループです。

ヒップホップというと畳み掛けるような言葉の応酬というイメージがあるかもしれませんが、

Honey Clawsのもたらすヒップホップはそういったものとはまた違った趣があります。

繰り返されるシンプルなトラックに沿って、歌とも語りともつかないトーンで歌詞が乗せられていきます。

そしてHoney Clawsを最も特徴づけているのは、

「Bone Hollow」や「Digital Animal」などの曲にも見られるダークな一面でしょう。

この「Vf Trapocket」もまた、Honey Clawsの持つダークな一面を、

一点に凝縮したような名曲となっています。

Honey Clawsの生み出す世界観にたっぷりと浸れる一曲です。

The Ting Tings – Great DJ

2014年2月10日 Posted by seki

今回はThe Ting Tingsの「Great DJ」を紹介させていただきます。

The Ting Tingsはイギリスでケイティ・ホワイトとジュールス・デ・マルティーノが男女2ピースバンドとして結成。

2008年ごろに大きなヒットを記録し、その後日本でも広く知られるようになりました。

そんなThe Ting Tingsですが、代表曲と言ってもいいのがこの「Great DJ」です。

女性ボーカルということでどこか可愛らしい雰囲気もありながら、強烈なドラムの音は耳に残り、どこかクセになる魅力を持

ち合わせています。

二人だけで様々な楽器を駆使して曲を作っており、その努力や遊び心溢れるサウンドの虜になってしまっているファンは世界

中にいるようです。

今聴いてみてもまったく古臭さを感じさせない曲なので、ポップで軽いノリの曲が好きだという人にもおすすめできるかもし

れません。

「Great DJ」はThe Ting Tingsのアルバム「We Started Nothing」に収録されています。

The Thermals – No Culture Icons

2014年2月8日 Posted by seki

今回は「The Thermals」の「No Culture Icons」を紹介します。

The Thermals(ザ・サーマルズ)はオレゴン州ポートランド出身の3ピースバンドで、ハッチ・ハリスとケイシー・フォスタ

ーを中心に結成されました。

「No Culture Icons」はサブ・ポップ・レコードから発売された彼らのファーストアルバム「More Parts per Million」に収

録。

インディーロック寄りの荒々しいサウンドと、わざと音質を悪くするローファイというジャンルに属す楽曲。

アートに対する荒削りな姿勢を歌いながら、その裏では直球のラブソングにもなっているという何とも不思議な曲となってい

ます。

しかしながら明るいサウンドや真っ直ぐな歌声など、何回でも聴きたくなるような曲であり、実際The Thermalsにとっても彼

らの初期を代表する曲になりました。

聴いたこともないような独特な魅力を持ち合わせているので、是非おすすめしたい一曲です。